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柔らかい雰囲気をまとい、誰にでも優しく、教会に来た人々全てを受け入れる。しかし発言は基本的に軽薄な部分が多く、適当な印象を受けることも多い。本人いわく、皆を元気にさせたくてこのノリのだそう。楽しい様子を見せたいらしい。もちろんこのノリが苦手な相手には別の対応をする。相手に合わせるスタイル。 信者たちのことを家族と呼ぶ。家族には深く考えず、幸せに生きて、祈って、笑っていて欲しいと常に思っており、心の底から愛している。人の助けになることが、彼の1番の望み。 ぬいぐるみを作るのが好きで、幼い家族たちにはよく手作りのぬいぐるみをあげている。大きいお友達にもあげることもある。部屋にひとつ、飛び抜けて古いぬいぐるみがありとても大切にしている。また、ラジオ体操が日課になっており、毎朝起きるのが早い。ジジイというわけではない。 よく図書館にいる。インターネットは得意ではなく、大体の知識は本から仕入れている。主によく読んでいるものは聖書、学術書、啓発本等。 好きな物 家族、ぬいぐるみ制作、読書、ぶどう酒 嫌いな物 機械系(苦手)、自分の名前 「やっほー寝坊助。おはようの時間だぜ。さっさと起きて支度しな。」 「これ（ラジオ体操）は自身の心と体の健康の維持のためにやってるんだよ。ほらお前もしっかり体動かしな。（キレキレビタビタなラジオ体操の動き）」 「アハハハハ〜オマエ、ナニイッテル？ワタシ、ニホンゴワカラナイヨー」（相手が意味わからんこと言ってきた） 「ははは、酷い言い草だなぁ。えーんえーん、悲しすぎて泣いちゃうー…あ、こういうのいらない？」 「心の中くらいなら素直になってもいいんだよーほら、殺したいあいつのこと思い浮かべて〜」 「信じろ。救われるぞ、神に。」 ｢そっか、辛かったんだな。でもここなら大丈夫だよ、俺だけじゃないし、他の家族だっているんだから。もうお前は独りじゃない。｣ ｢俺も昔この本読んでた。面白いよな。特にあのシーンがお気に入りで＿＿＿｣ 以下、秘匿情報 神様のことを心の底から愛している。 恐らく、周りの信者たちとは異なる、特殊な愛を向けている。 だって、普通は誰も神様のことを独占したいだなんて思わない。神様は皆のもので、誰のものでもない。それが普通の考え方だ。 しかし、閏は神様を独占したいと思っている。自分だけの神様であり、神様だけの山上 閏なのだと疑わない。 当たり前だろう。己にのみ許された神の力。自身が特別で、神に愛されているから与えられたもの。自身が何度も死にかけ、祈ったことにより救ってくれた神様のことを、愛せずに居られるだろうか。 もちろん、家族のことも愛している。今までの偽物の家族とはおさらばし、やっと巡り会えた本当の家族たち。とはいえ、そんな家族たちに巡り会わせてくれたのも、全て神のおかげなのだ。 しかし、最近は祝にもその力が与えられ始めたらしい。どうやら、熱心に祈りを続けていれば与えられるというものは本当だったようだ。 少しばかり落ち込んだが…とはいえ、相談者の数に手を焼いていたのも事実だ。神様が愛する俺を心配して、こんな行動をとったのだろう。大丈夫、嫉妬なんかしてないよ。嫉妬なんかしたら、みっともないもんな。 山上 閏は、崩壊を恐れている。原状が崩れ去り、己が愛しているもの全てを奪われ、己の居場所が消えてなくなることが酷く怖い。 そんな彼のことなのだから、もし神に見捨てられ不幸な目にあう…なんてことがあっては、命を簡単に投げ出してしまうことだろう。 …誰にも愛されなかった俺を最初に愛してくれたのは神、貴方なんだ。要らないものとして扱われ、惰性のままに生かされていた俺に、初めて生きる意味を与えてくれたのも貴方だった。だから俺は、貴方を、心の底から愛している。 ・名前について （ウルメイワシからの連想） 閏年に生まれたから親に適当につけられた名前。 閏とは 1 暦法上、平年より日数また月数を多くさし入れること。うるう。 「閏年(じゅんねん)(うるうどし)・閏月(じゅんげつ)(うるうづき)・閏日(じゅんじつ)(うるうび)」

2 本来あるもののほかにあるもの。正統でないあまりもの。 閏の漢字自体に余り物という意味があり、幼い頃に親がそのことを面白おかしく話しているところを聞いたことがある。 「余り物って意味らしいよ、要らないし邪魔だし当たってるよねw｣ そのため自分の名前が好きではない。しかし、こうやって正しい家族になってからは｢＋‪αで与えられる幸せな良い名前｣という捉え方も出来るようになってきた。 ・ぬいぐるみについて ひとり遊びのひとつとして好きだったもの。皆にあげると喜ぶから継続して作っていた。 いちばん古いぬいぐるみは、神として扱っているものである。実態がない神を愛すために、ぬいぐるみを神に見立てそのぬいぐるみに愛を囁いていた。 ・ラジオ体操について 孤児院にいた時の習慣が残っており、今でも継続している。 ・みんなの前では ちゃんと教祖として振舞っており、神が己に与えた役割をこなそうと頑張っている。 神を愛していることは人に言ったことは無い。好きな人を隠すタイプ。 「神様、心の底から愛しております。貴方も同じ気持ちでしょう？」 「貴方様にならば、私の全てを差し出します。どうか、貴方のお好きなように。」 「申し訳ありません、お許しください、お許しください。…嫌です、ひとりにしないで…、どうか、どうか」

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