タグ： 榎田家本家 きのこ

榎田財閥の長男。次男、三男とは違い、経営者となるために育てられた。が、本人はきのこへの興味が深く、きのこを何にでも使えるようにしようと研究している。病気にきくきのこ、人を興奮状態にするきのこ、生き物を殺すきのこ。彼は全てをきのこで解決できる社会を目指している。 昔から後継者として育てられたため社交の場に赴くことが多く、初対面の人とでもそこそこ会話が成り立つが多少他人を馬鹿にした言動が目立つ。挑発的な態度をとることもあるが性格が悪いというわけではない。また自分のきのこへの思想が異常であることを理解しているため人にきのこへの愛を語ることなどは少ない。 なにやら怪しい連中と絡む次男と自分以上にきのこにのめり込んでいる三男のことは気をかけつつも基本的に干渉はしてない。兄弟仲はいいとは言えない。 持ち歩いてる薬品は、ムスカリンを凝縮したきのこ、レンチナンを凝縮したきのこ、シロシビンを凝縮したきのこであり、全てきのこの成分を抽出し、独自の技術の変化を受けやすいきのこに注射したものである。 父しめじに正式に後継者に指名され本家の代表となる。父の持つきのこで全てを支配するという野望に染まっていき、かつての優しさが失われていった。榎田家に分家はいらないという思想にあり、分家を徹底的に排除しようとしている。また、それに逆らう舞茸も排除しようとしたが、椎茸によって阻まれる。そこで兄弟とも決別した。

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