タグ： ﾎﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟｲﾝ

3つ歳の離れた天才ハッカーの兄と一緒に仕事している。 世の中の全てが気に食わない。すぐグチグチとケチをつけ、イライラしながらメンソのカプセルをガジガジを噛み潰す。たばこはアイブラ8ミリを愛煙。 実家は名家だが、表立って言えない職業なこともあり、4年前に勘当されている。もともと冷えた家庭だったため特に何も思ってない。というよりも、その頃には兄との仕事も軌道に乗って資金も溜まり、家を出ればより仕事を手広にやり安くなるため、兄と大喜びで出てきた。 名のしれた資産家だったため、幼少から執拗にとても厳しく育てられた。暴力なんて当たり前。時には3日間物置小屋に放置されたり、時には栄養剤を点滴され寝ることも許されぬまま数日に渡って勉強をさせられる、という度の過ぎた教育だった。　 そんな生活に精神を病んでいたある日、限界を感じた彼は両親に歯向かってみた。するとどうだろうか、父は黙って鍋いっぱいの煮え湯を持ってきた。状況を理解する間もなく、母は彼の腕ごとひっつかみ、その鍋に沈めた。どんなに泣いて叫んで懇願しても母は「あなたのためなのよ」と言って腕を話してくれることはなかった。腕には未だ消えぬ痛々しい火傷の跡が残っている。 「他人様を怒らせてはいけない」という幼心に刻まれた呪縛から逃れられず、そのまま大人になってしまった。そのため、怒られることにおいて重度のトラウマを抱えている。（怒り恐怖症） 恐怖心を抱えながらも、己を苦しめる親を直接手にかけず呪殺する方法を探していた。その時にいろいろな本を読み漁ったため、オカルト的知識が多少ある。呪殺できそうな方法を見つけることはできた（眉唾もの）が、結局「誰かに怒られるかもしれない」という恐怖心に打ち勝つことができず、未遂に終わる。ただのオカルトにちょっと詳しい男になった。 本当はハッキングやクラッキングよりも、プログラミングを組んで発明するほうが得意。 日々の愚痴をネットで呟いている。HNは「レイ」。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ