タグ： なぎ卓

人間心理の権威であるプロフェッサーUMAは日々、思想分野や人間心理にてさまざまな歴史的な発見を繰り返してきた天才的権威である。 だが、そんな彼が行きつく。そう、それはオカルトだ。 さまざまな非科学的な儀式、思想、行動。 そういったものを追求、及び研究するために、彼は努力した。 謎の民族とも渡り合える戦闘力。そういった民族と分かり合うための古今東西のオカルト知識。 そうして出来上がったのは、謎を追い求めるオカルトハンター事、プロフェッサーＵＭＡであった。 さまざまな人間心理を用いて幾多ものオカルトを追求する。彼ぞまさしく、ＵＭＡそのものである。 だが、だからこそ、彼は己が素顔を見せる事を恐れた。 未知を求めるが故に己自身が未知となったのだ。 自分と悟られるわけには行けない。自分は知られてはならない存在だ。 そんな彼は己の顔に仮面をつけ、真夏だろうが赤道直下だろうが変声機付きのマフラーをけっして外そうとはしないのである。 鍛え上げた肉体にボロ布を纏ったような服。その上に自分が自分であると唯一証明する白衣を羽織。 決して体の動きをジャマしないようにとニッカーボッカーズのような黒いズボンを穿く。 琉球出身。浅黒い肌。

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