タグ： 運命の輪

Bram Barnabas Baldwin 「オレの名はブラム・バルナバ・ボールドウィン！好きなように敬意を込めろ！」 「このオレに救われることになるとは、この世界は運が良いな」 「祈りを神が聞くかは賭けだが、オレは確かに聞いてやろう！有難く思えよ！」 「宴か！？いいぞ、盛り上げてやる！楽器を出せ！！」 「さあ走れ！運命は待ってくれないぞ！」 かつての戦災地で混乱のなか誰かに保護された赤子。服の内側に「Bram」の名札が縫い付けられていたらしい。 普通であれば路上か孤児院に流れ着くはずだったが、同じ街から避難してきた小規模な音楽団に縁あって引き取られる。 その後は楽団の雑用係として、団員たちに囲まれながら健やかに育った。 10歳の頃、楽団長のボールドウィン氏に名前を賭けた窓拭き勝負を申し込みこれに勝利。ファミリーネームを名乗る権利と、副賞として団員たちからミドルネームが贈呈された。 16歳の誕生日にはお古のチェロが贈られたが、本人は奏者への昇格を要求して団員との演奏勝負に挑み惨敗。以降は雑用係兼奏者見習いとして過ごす。 奏者としての才は乏しかったが、音楽を聴くことも楽器を弾くことも心から楽しんでおり、演奏に自信を持っている。 20歳で〈原初のアルカナ〉の発現が確認され、従軍が決まる。 我の強い音楽家たちに育てられたためか生来の気性かは定かではないが、極めて自信家で遠慮を知らない性格。 団長よりも態度の大きい雑用係として名物的存在になっていた。 細かい事は気にしない性分で大抵のことは笑って流し、大概の頼み事は尊大ながらも引き受ける。 人事を尽くしても報われないならそういう運命だったのだと受け入れる価値観の持ち主。 【詠唱】 「そら、運命が廻るぞ。祈りの時間は必要無いな？」 「輪がいちいちこっちの都合を聞くと思うなよ！どうなるかはオマエたち次第だ！落ちたくなければしがみつけ！」 「さあ走れ！！〈運命の輪〉は待ってくれないぞ！！」

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