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◯アイス・アダマス・エーデルワイス(Ice・Adamas・Edelweiss)/『FRaTRlCiDE』HO1：寮長 【エーデルワイス】：「大切な思い出」「高潔な勇気」「高貴」「崇高」「奥ゆかしい美しさ」 ・本名は「アイス・エリオット・フランソワ=オシリス・マグノーリア・アダマス・エーデルワイス」。 ・腰よりも長い位置まで丁寧に伸ばした、降り注ぐ白銀の色を紡いだ髪を、緩く結んで右肩から前側へと流している。瞳は、雪の降り積もった冬の水面たる薄氷色をしており、穏やかに、然し時に怜悧な光と灯して瞬いている。 　純粋な英国人であり、鼻筋の高いすらりとした容貌をしている。些か瞳の形が鋭いが、いつもはにこやかな表情を浮かべていることが多いため、実は余り気付かれづらい。身長は平均的ながらも、日々鍛錬を怠らずに鍛えている為に、その年代の割にはしっかりと均整の取れた肉体をしている。身体の体感がよく、力任せ、というよりも、その軸を上手く使って腕や足に力を込め、素早さには若干欠けながらも、的確で丁寧な動きを得意とする。 　また、厳しく歴史ある家柄の影響で、所作のひとつひとつが流れるように洗練されている。だが、実は不器用気味な一面も持つ為に、その所作を意識し過ぎて、時折一拍行動に空白が置かれる場合がある。それは自分自身も自覚をしており、不自然にはならないよう取り繕っているが、自分のまだまだなところに密やかに苦笑している。 ・英国の名門貴族、「エーデルワイス家」の嫡子。階級は伯爵。古くはノーサンプトンシャー地主をしていた家系であり、「エーデルワイス家」はそこから枝分かれをした直系の家系である。 　祖父と叔父が政治家をしており、保守党の政治家として、英国議会に籍を置いている。父は英国海軍に所属をしており、階級は「OF-6」、代将であり、直に少将に昇進するだろうと見込まれている人物。母は言語学者として活躍をしており、メルゴー・カレッジに通う以前は、その母に勉強を教えて貰っていた。特にラテン語関係を中心に研究をしている母のお陰で、ラテン語は英語の次に身に付いた言語である。また、ロイヤル・ネイビーに所属する父に幼少期からかなり厳しい訓練を受け鍛えられている為、体術、そして貴族の嗜みたる剣技に秀でている。 　父親、祖父共に「エーデルワイス家」の全員がメルゴー・カレッジ出身であり、自分自身もそこに通うことが当然で、また、通えることを誇りに思っている。そして、憧れるオールド・メルゴーたる彼らが歩んだ道のりを、自分自身も確かに辿りたいと強く思っている。 　その為、第五寮の寮長としての立場に立つことが出来ている現在がとても嬉しく、また誇り高い。その立場、そして家柄に恥じぬよう、大切な寮生たちを守っていくことをと胸と剣に誓っている。 ・にこりと人好きをするような笑顔を浮かべていることが多い、快活でいて、また些か剛胆な性格。 　明るく、賑やかなことが好きであり、立場や年齢的に現在は先導することは多くは無いが、楽しそうなことには積極的に関わり、或いは後ろから他の面々が楽しめるよう、にこやかに見守っている。 　また、普段は押さえているが、懐にいれた近しい人々に対しては距離が近く、スキンシップが豊富。特に年下はよく撫でる。大きさによっては抱き上げる。ただ、拒否をされたら無理強いはしない。世話焼き気質というより、若干の構いたがりであり、近しい年下や同輩は猫っ可愛がりする傾向がある。特に自身が寮長を務める、第五寮の人間には顕著。 　基本的に褒めることを最重要視しており、誰に関しても、細かなことであっても、とにかくよく褒める。褒めて伸ばすタイプ。 ・しかし、同時に些かふんわりとしている、と言うよりも、時折貴族育ち、という名の天然が炸裂することもあり、周囲の寮生たちを驚かせてしまうこともある。 　しっかりしているが、時折抜けている、というか、ところどころふんわりしている。 ・だが、それと同時に。 　第五寮の寮長として、また「エーデルワイス家」の嫡子として、誇り高く、それでいて、人々の規律と成れるよう、常に意識をしながら行動をしている。騎士道を重んじ、礼節を尊ぶ。 　然し、あくまでもそれは自身の中に重んじているものであるため、他者へと押し付けるつもりはない。ただ、メルゴー・カレッジに所属をする生徒として、目に余るようであれば、寮長としてきちんと言葉を渡す。 　どちらかと言えば、寮生たちには伸び伸びと楽しみながら過ごしてほしい、という気持ちがあり、それは若干、自分自身が貴族として生まれ、些か窮屈な生活を行ってきたからでもある。窮屈だ、と感じはするときは多々あれど、それを疎んだことは無いから、自分は別に構わない。けれども、この先もメルゴー・カレッジを担っていく彼らには、少しでも健やかに、それでいて叶うのならばメルゴー・カレッジが楽しく有意義な場所であったと、何時の日か誇れるような日々を過ごしてほしい。その気持ちをもって、寮長として背筋を伸ばし、そうして微笑んでいることが多い。 ・そういった信条があるために、自身もまた、にこやかに笑って、生徒たちを見守っていることが多い。 　けども、有事の際はそのにこやかさが消え、凛々しく、また時に怜悧な表情を浮かべることもある。家柄として帝王学も学んでいる為、感情の切り替えや有事の際の判断は早く、出来得る限り的確なものを下せるように意識をしている。 　その際は、普段のにこやかさからは考えられないような冷徹、冷静な判断も、多きを守る為ならば下す覚悟もある。だが、多きを守りながらも、少なきを大切にしたいとも思っている為に、判断が遅れてしまうことも否めない。 　また、年齢的に、ほんの時折自分を御しきれない部分も露わになり、その自覚もある為に、そんな自分自身を更に磨くべき努力は欠かさないようにしている。真剣でいて、愚直でさえもあるかもしれない。 ・また、幼少期から政界や社交界に出入りをしているために、ある程度の世渡りは学んでいる。言葉の裏に隠された、腹の裏の探り合いや、心の読み合いも。 　メルゴー・カレッジを卒業した暁には、己もそちらの世界の人間になることは理解している為に、時折それらに苦笑を零すことも多いが、あまり抵抗は無い。けども、大人は汚いなぁ、と時たまぽろりと思ってしまう感情は、きっと、自分がまだ未熟で、それでいて子供の証なのだとも思う。 ・一度も会ったことがない同い年の許嫁がいる。とある貴族の一人娘であるらしく、親同士の取り決めで、生まれた時から決められていたらしい。 　幾度か手紙でやりとりはしているものの、直接会ってさえ、そして電話でさえ声を聞いたこともなく、そうであるというのに将来が決められているのは、若干不思議な感覚がする。同時に、相手に対しては申し訳ないな、という罪悪感も抱えている。だが、立場や家柄的にも、ある種「慣れて」しまっている話題でもある為に、抵抗感は覚えていない。 　一度もあったことの無い彼女だけども、いつも、丁寧でいながら、少しだけSの書き方にクセがあり、そしてユーモアと気遣いで書かれた手紙の文面に、少し、惹かれる思いがあることも確か。 　メルゴー・カレッジを卒業して暫くした後に籍を入れる予定だが、先ずその前にきちんと顔合わせはし、お互いの言葉や気持ちを確かめたい、と思っている。そして、もし彼女の方からも本心から快諾してくれるのならば、生涯を掛けて大事にする覚悟もある。 ・Ice＝氷。また、ヤコブ(ジェームズ)の双子の兄、エサウ(アイス、イース)から。 adamas＝ラテン語での「ダイヤモンド」。 ・カラーコード：c1e4e9 白藍 【特徴表】 36：格闘センスの持ち主 46：寄せ餌　40pt 【花言葉】 38：デルフィニウム 「高貴」「尊大」「慈悲」「清明」「幸福」 近寄ることすら勇気がいる。いつも気を配り、慈悲に満ち、知恵に富む。誰もが憧れ、誰もが恐れる。皆が貴方の側にいたいと思うだろう。そして皆が貴方から離れていくだろう。悲しむことはない。それが貴方の本質なのだから。 23：桜（さくら） 「精神美」「規律」 決して曲がらない強い心。全てに厳しく、全てに優しい。だがそれゆえに折れたら立ち直れるかは分からない。誰よりも強くて、弱い。それが貴方。 79：マダガスカル・ジャスミン 「清らかな祈り」「傾聴する」「うぬぼれ屋」 何事にも真剣に取り組む人。愚直で純真な貴方は、人の話もじっくりと聞くだろう。そこに矛盾を見つけたとしたら、直感を信じるといい。 ＜以下、『FRaTRiCiDE』HO1：寮長　秘匿情報有り＞ ・HO4くんのことは、ファッグとして、それこそ弟のように大切にしている。 　頭をよく撫でるし、HO4くんのSIZによっては抱き上げてくるくる回したりもする。いつもにこやかに可愛がっている。 　彼のことを可愛がっているのは、本当に純粋に弟のように思っているから、というのと。 　幼少期に、親戚の叔父がよく、こうして猫っ可愛がりをしてくれたことがあり、そんな彼だけが厳しい家の中で、何処か不思議な存在感を放っていたことを覚えているから。そうして、それをされた自分がひどくうれしくて。今の快活な性格も、その叔父を真似て形成した部分がある。だから、そういう人のようになりたい、と思う心の現れからでもある。 　また、本当に純粋に、弟が欲しかった。自分に弟がいたら、きっとこんな風に可愛がったのだろうという、そんな心。 　出来る限り可愛がってあげたい気持ちが強いが、だが、拒否をされた場合は勿論無理強いはしない。 ・彼のことを気になったのは、ほんの些細な理由。 　入学して本当に数日、或いは直後。寮長として新学期早々の仕事を熟し、また生徒たちを纏めた後に、流石に疲労感を感じて、小休止、と思い、人気の少ないであろう、図書室へと赴いた時。 　ふと、自身が気に入っている詩集を、同じように手にとって、ぱらぱらとめくっている新入生の姿が在って。どんな意図が在ったかは分からない、もしかしたら、本当にただ偶然手にとっただけかもしれない。 　けれど、たったそれだけの理由で、この子をファッグに迎えられれば、と思った。ある種の直観と、ある種の何となく運命めいたもの。 　だって、全く同じ詩集を、自分自身もまた、この学園にきて、いちばん最初に手に取ったから。彼にはきっと分かることのない、自分だけが感じた、運命めいた直観から、HO4くんのことをファッグへと指名した。 ・彼のことは本当にかわいく、立派なメルゴーカレッジの生徒になってほしいと思っている。 　そして、この学園のことを、楽しんでほしいと思っている。 　だから、その為に何が在ったとしても、彼のことを守ってあげたいと、ただただ強く思っている。 ・その誇り高さと、快活さを持ち合わせているからこそ。 　兄に対する気持ちは、ずっと複雑なものである。 　同じ「エーデルワイス」の家に生まれながらも、どうして、彼が表に立つことはないのだろうか。 　己よりも、ほんの数分早く、この世に誕生をしたからこそ、「兄」である彼、ジェームズ。 　共に誇りを背負うのだと、ずっと幼いころから思っていたというのに、此処最近の彼が部屋から顔を出した姿は見たことがなく、言葉を交わした記憶も最近は無い。 　彼がそうなってしまっている理由は知らない。もし、何か困っていることがあるなら、考えていることがあるのならば、双子たる己に共有さえしてくれれば、言葉さえかけてくれれば、力になれるのに、と思っている。 　けれども、言葉を掛けられない、ということは。同時に、己が彼にとって必要がないのではないか、と感じてもしまっている。 　そして、己が「エーデルワイス家」に相応しい人間と成れるよう、日々、幼いころから途方もない努力を重ねているというのに、どうして、彼は其れをせずに、部屋の中に、自分の殻の中に、閉じこもってしまっているのだろうか。 　彼が、部屋の中でどうしているかは知らない、分からない。けれども、自分だけの世界に閉じこもり続ける彼を、うらやましくも、思ってしまう。 　同じ生まれのはずなのに、双子であるはずなのに、兄であるはずなのに、同じ「エーデルワイス」を背負っているはずなのに。 　どうしてジェームズだけ、と、思ってしまう。疎ましい、と。うらやましい、と。 　その感情はどうしたって拭い去ることが出来なくて、そうして、年々強くなってしまうそれに、我ながらも嫌気を覚えている。 　ジェームズのことも、疎ましい。けれど同時に、彼にそんな感情を抱いてしまう自分だって酷く未熟で、目指すべき姿からほど遠いことを、痛感させられる。そんな自分自身が、時折、酷くイヤになる。 　なあ、ジェームズ。世界で唯一の双子の俺にも、何も、話してくれないのかい。 　…………そんなに僕は、…………頼りないんだろうか。 ・だから、自分以外の双子という存在に、若干の苦手意識を抱いてしまっている。特に、仲がいいと尚更。 　けども、そんな姿を決して他者へと見られないよう、酷く内心は苦心しながらも、朗らかに明るく笑う、寮長の姿を背負い続けている。 ◯HO1：寮長(ヘッドボーイ) 18歳。EDUは12固定。六学年。 あなたはイギリス貴族の子息であり、父親や祖父はメルゴー・カレッジの出身者(オールド・メルゴー)だ。 それゆえ、生まれた時から「メルゴー・カレッジ」の入学予定者リストに名前が載っている上、貴族の素養としてラテン語に長ける。ラテン語技能に+30の補正がつく。 誉れある家系に生まれたあなたの半生には輝かしい部分しか存在しないように周囲には思われている。 けれども、あなたの半生には一点だけ泥がある。 それは、あなたの双子の兄「ジェームズ」のことだ。 兄とあなたは一卵性双生児で、家族も教師もあなた達を見分けることはできない。 あなたと全く同じ顔をしたあなたの兄はいわゆる引きこもりだ。 学校にも行かず自宅の部屋に籠りきりの彼のことをあなたは疎んでいる。 あなたは学内では人望が厚く人から頼られることが多い。 そのための努力として学業以外にも力を入れてきた。 あなたのCONとSTRは14以上であり(13+1d5で決定する)、戦闘技能一つに+30の補正が入る。 また、あなたはHO4をファッグとしていて面倒を見ている。 あなたがHO4をファッグに選んだ理由は自由に決めて構わないが、 あなたが彼のことを大事に思っているのは確かだ。 あなたとHO4が同じ戦闘ラウンドに登場する場合、あなたは自動的にHO4が受ける攻撃を庇ってしまう。 あなたの使命は『寮長として寮生全員を守ることである』 (あなたにはルームメイトはいない。2、3年前の部屋替えからずっとそうだ) ◯他のPCについて HO2:あなたの補佐をしてくれている下級生。「人当たりのいい」生徒である。 HO3:成績優秀な生徒であり、HO2とは同室。人付き合いが苦手なようだ。 HO4:あなたのファッグであり、大事に思っている。 寮内の生徒について:おおむね顔と名前を把握している。 しかし、双子の生徒の見分けは難しくHO2に頼ることが多い。 ＜以下、『』HO1秘匿情報有り＞ HO1:寮長(Head boy) あなたは知りたい。 -You want to know the xxxxx about xxx xxxxxxxxxxxxx.

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