タグ： 小森のキャラシ

祖父が高齢の為に引退し 彼から受け継いだアンティークショップにて 雇われ店長をしている 在日ロシア二世の少女。 家族構成は、祖父、祖母、父、母 弟、妹 技能は古物研究家をベースに取得してます 祖父世代から日本に住んでおり 義父母、両親共に純血のロシア人だが祖父母以外は 日本生まれの日本育ちなのでロシア語は全く喋れない。 その日本人離れした容姿から幼い頃は なかなか人に馴染めず、友人も少なかった。 虐められていたわけではないが ただ、浮いているという状況では 人に相談をするにも出来ず 自分の中に溜め込むことが多かった。 と、いうのも両親も…特に母親は この容姿の事で女子からの虐めにあい 心を閉ざしていた過去があると聞いていた為だ。 娘の自分が自分の様になってしまったらと ひどく心配をする母に自分の事で心配をかけるのが 心苦しかったというのが黙っていた理由。 幸いというべきか、高校に上がる頃には 逆にその物珍しさから人が興味本位で寄ってくるようになり 孤独感の様なものを感じる事はなくなった。 反面、そういった手のひら返しを平気で行う 人間がいる事も自然と理解出来るようになった。 それに対して絶望などを感じる事もなかった。 人とはそういうものなのだという理解と共に ある程度の距離を置いて接するように心がけるようになった。 自分は一人でも十分にやれる。 むしろ自分は誰かの役に立つ側の人間であり 助け、慰め、守る存在だと認識していた。 それだけの努力もしたし認められていた。 「十六夜さんって本当になんでも そつなくこなすのね。頼りになるわ。」 そう言われるたびに 「いいえ、私で良ければいつでも力になるから。」 そういつでも返せる事こそ彼女にとってはちっぽけだが 大切にしている矜持だった。 だから、第二の性がこの世に顕現した時も 信じて疑わなかった。 自分は与える側の人間であり 誰かに頼らねば、与えられなければ生きていけない人間などではないと。 心の奥底で眠っていた容姿への コンプレックスからくる他者依存への嫌悪。 与える側でありたいと願う傲慢さを 打ち砕く結果に、ただただ呆然とするしか出来なかった。 診断：Submissive 通過シナリオ 【「After care」を忘れずに。】 後遺症：Submissive 「まだ、初めましてから少しの関係。それでも…」

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