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考古学を専攻する大学生。興味分野は古代の超科学やオカルトなど。 過去にオカルト的な体験に遭遇している。そのためかオカルトや古代の不思議な人工物などに対しての関心が深い。 まだ学生だが、父が博物館に勤める関係で高校時代からジオラマ模型造りを依頼などで請け負っており、ある程度の収入がある。 ＴＲＰＧが趣味で自身でも舞台となるジオラマ模型やキャラクターの人形を製作したり、シナリオを書くほどである。 凝り性であり飽き性。オタク傾向有り。高校時代の仲間とは未だに親交があるが、時々フラフラとして連絡が途絶えることがあるらしい。 「ブラッティナイトフィーバー」(みついさん自作シナリオ) 12月16日水曜、東京・童実野町に住む獏良了の独り暮らしの一室に手紙が届く。それは来たる12月19日土曜に東京・舞網のホテル・マイアミにて開催されるパーティーの招待状だった。差出人に覚えはなく、獏良の知人ではない。しかし差出人の名前である「三神不死人」という名を獏良はどこかで彼が資産家で美術品収集家の男だという話を目にしていたことを憶い出す。興味を持った獏良は当日パーティーへとおもむく。会場へ向かう際、ホテルのエレベーターで田村三木という美しい女性と知り合った。彼女は記者であり、この三神不死人の主催するパーティーに自分も招待され、そのうえ女性関係で黒い噂の絶えない三神のスキャンダルに興味を持ってこの場に訪れたという。会場にはすでに五人ほどの客が来ていたが、その誰もが美しい女性であり男性は獏良ひとりであった。パーティーが始まる前から料理に手をつけている女性たちを見て三木は眉をひそめつつも取材の準備をはじめる。会場には他に料理には手をつけず壁の華となって立っているだけのこれもまた美しい女性がひとりいた。三木と会話をしていると、獏良の容姿を褒めた三木に写真を一枚撮ってもらう。獏良は三木と「ぼくは来る前にシュークリーム食べてきちゃったから～」と話し、自分もまた料理には手をつけず、なんとなく壁の華となっている女性に「君は食べないの？」と声をかける。女性は「私、べつにお腹すいてないから」という。彼女は名を和泉のどかといった。和泉と話していると舞台に登場した三神が降りてきて招待客とともに食事に手をつけはじめる。その三神が二人に「食べているかい？」と声をかけてくる。何も口にしていないらしい二人に、三神は獏良へ皿にケーキを取って寄越してくる。三神に獏良は自分が考古学を専攻する学生であることを云うと三神は自分は「美しいものが好きで特に彫刻などに目がないのだ」と話す。それを聞き獏良は三木が三神の女性関係の黒い噂をしていたのを憶い出して、「あなたが女性たちをパーティーに呼んだのはそのためかい？」と聞く。一通り三神を話をすると獏良は三神には興味を失い、三木に声をかける。三木と再び話していると突如三神が哄笑し始めその場がざわつく。三神は「この場に集まった君たちは誰もが美しいが特に三木が気に入った」という。三木が呆れたような顔をしていると急に三木の身体に異変が起こり始める。

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