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振り直し DEX10→16、INT13→12→15 職業技能：執事（2015） 説得、応急手当、聞き耳、芸術（ガーデニング）、経理、心理学、目星、他の言語（独） ――― 老夫婦が暮らすそこそこ大きなお家の住み込み使用人。 主に庭の整備を任せられている。 出自がはっきりしていない自分を拾い、育て、教育まで受けさせてくれた老夫婦には感謝の気持ちしかなく、生涯を老夫婦のために使おうと心に決めている。 旦那様のほうが医者であったこともあり、医学的な知識も少しだけ教えてもらったことがある。 顔には斜めにはしった刃物で切り付けられたような痕があり、あまり人前には出たがらない。 人と話す時は基本敬語。 あまり感情をあらわにせず、淡白なイメージをもたれやすい。 傷がなければAPPは二桁あるかも…？ 1人称は「私」、2人称は「あなた」、3人称は「彼／彼女たち」 元々口はよろしいほうではなかったが、一生懸命言葉遣いを直した。 ただ、不測の事態（発狂とか）になったりすると、素の言葉遣いが出てくるかもしれない。 素の1人称は「俺」、2人称は「お前」「あんた」、3人称は「あいつ」 ――― 過去 ――― 老夫婦に拾われる前は、盗みやスリで生活をしていた。 小さい体と素早い身のこなしで難を逃れることが多かったが、体力はそこまでないので追いかけられるとつらい。 とあること（後述）が原因となり、顔に消えない傷痕が残った。 老夫婦に拾われた後しばらくは精神面・体調面で不安定な状態が続いたが、彼らの懸命な看病の結果、日常生活に支障をきたさない状態まで回復する。 出自が不明、しかも過去についても詳しく話せない自分を、何も聞かず言わずに温かく迎え入れてくれた老夫婦の役に立ちたいと考え、何かできることがないか、と聞いたところ、彼らから返ってきた答えは 「健やかに成長すること」 「たくさんのことを学ぶこと」 「どんなことがあっても前を向くこと」 というものだった。 3つ目に関しては抽象的でどういうことなのだろうといまだに理解できていないが、他2つのことは実践中。 一時期医学…特に人の精神に関する分野について進もうと考えていた時期もあったが、庭いじりの楽しさに目覚めてしまい、こちらのほうが向いてるかもしれないと方向転換。 かなり悩みに悩んだ結果老夫婦には打ち明けたのだが、すんなり受け入れられたのでちょっと拍子抜けしてしまったのは秘密である。 学校に通う際、姓がないのは不便だろうと、老夫婦から「カークランド」という姓をもらう。 ちなみに、「アーサー」という名前は弟たちにつけてもらった。 幸福な日常を手に入れたが、雨の降る寒い日の夜に、そんな自分を非難するかのような亡霊があらわれることは、自分以外には秘密にしている。 だって、自分の幸福は、あの子たちの犠牲で成り立っているのだから。 許されるはずのない、自分だけが背負わなければならない枷なのだ。 ――― 罪：幼い兄弟を自分が生きるために見捨てたこと ――― 物心ついたころには親はおらず、幼い双子の弟と過ごしていた。 生きるための必要最低限の衣食住すらままならず、幼い双子の弟たちは衛生面などの問題から病気がち 最初は自分がスリや盗みによってお金や食料を盗ってくることで何とか3人で生きていけていたが、自分以外の…弟二人の命を背負うのは重たすぎた。 ついにある雨のふる寒い日、寒さで震え、自分に縋ってくる弟たちの手を振り払い、逃げ出してしまった。 逃げ出した先で生活が好転したのかと言えば、そうでもない。 ただ、日々の暮らしが格段に楽になったのは明らかだった。 しばらくは逃げた先で過ごしていたが、ふとした時に聞こえてくる子供の泣き声や赤ん坊の笑い声 それらが自分の名を呼ぶ弟たちの声を思い起こし、自分のやってしまったことへの恐ろしさを感じ、急いで弟たちと生活していた場所に戻るが、彼らの姿はどこにもなかった。 2～3日の間睡眠も食事もとることを忘れ探し回ったが、生死すらつかめない、という結果に終わる。 今も仕事の合間に探しているが、未だ弟たちが生きているのか、亡くなっているのかもわからない。 呆然自失の状態であったが、体は生きるための食料を求め、自分の気持ちが整理できないままで盗みを行ってしまったため、つかまってしまう。 そのまま死んでしまえればよかったのだが、どうやら自分をつかまえた奴は自分を殺すよりも残酷な仕打ちを仕向けてきそうな空気を読み取り、命からがら逃げだす。 逃げ出す際に、激しく抵抗したため顔に傷がついた。 逃亡に成功したものの、精神的・体力的な限界が訪れ、行き倒れているところを若かりしころの老夫婦に拾われる。

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