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佐良 襲(しぎら-かさね) 金糸雀の欠伸　HO4 【特徴表】 ・動物に嫌われる(D) 　1d6→2×10=20Pを趣味Pに加算 ・寄せ餌(D) 　1d6→6×10=60Pを趣味Pに加算 　愛称サラちゃん　今でも年配の刑事にはサラちゃんで呼ばれるので何となく後輩にそれ聞かれると恥ずかしい。 　昔、15年前くらいまで髪の毛をキンキンに染めてた影響で傷みまくっている。その話を出されるのもちょっと恥ずかしい。キッツい金髪で刑事になれるかって話なんですけどそういう時代もあったということで　孤高の一匹狼みたいな時代が　その話蒸し返されると弱い、娘いるんですよ……。 ＊以下HOバレあり 　30年以上前の話。 　佐良襲───もとい、伊織襲は劣等生だった。 　子供の頃から体が弱く、ずんぐりむっくりな体型がコンプレックスの、目立たない子。いじめられていたが、相談しようとしても先生も母親も真面目に聞いてはくれなかった。「それくらいのことで」「今忙しいから」、何回も聞いた言葉だ。ついに階段から突き飛ばされそうになって死にかけても、そうして取り合ってくれなかった。 　どうして母は、先生は守ってくれなかったのか、仕事が忙しいからなんて言ってめんどくさかっただけじゃないのか？……襲は常々、周囲の大人たちには不信を抱いていた。幼い頃に離婚して行方も顔もわからない父親にも。 　 　結婚するときに妻、佐良単(しぎら-ひとえ)の苗字に変えたのは、その自分と訣別するためだし、そんな大人にはなるまいと自分を戒めるためだった。 　娘が生まれて幸せな人生の最中。妻が死んだ。事故による急死で、無惨なものだったため遺体に立ち会うことも出来なかった。愛する幼い一人娘だけが残り、男手ひとつで試行錯誤しながら娘と向き合っていた、つもりだった。 　娘に起こった事件は、佐良に、そのつもりでしかなかったことを痛感させた。 　“大人は守ってくれない”。 　……そんな“大人”にだけは、なりたくなかったのに。なりたくなかったのに、今ならわかるのだ。 　きっと母もこうだったのだと。 【通過シナリオ】 ・金糸雀の欠伸/HO4　エンドA 【各種ダイス】 ・お酒に強い ・誕生日は7/20 小ネタ:なんか知らんけど平たい皿に乗ってる日本米が許せない　お椀じゃないと違和感で動揺する

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