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近代にかつてあったとされるアナストリスという国に住んでいた国家錬金術師。毎年の国家錬金術師更新試験には長年の趣味である奴隷の調教と制作の技術を応用した研究成果等を提出して何とかなっている。・・・提出された研究成果はアメストリスのマインドコントロールとか工場生産とかに役立っているのだろうか？わかる(わからん)。国家錬金術師として国に仕えながら、日頃の楽しみと小遣い稼ぎで奴隷を制作してはこっそりどこかの国に売りさばいている・・・あれ？これって本当に芸術家か？ 元々生身の体を持っていたが、ある日お気に入りだった奴隷が不慮の事故で死亡。悲しみに囚われたアフォナンスは禁忌とされていた人体錬成に手を出してしまう。結果は原作を知っている方はおわかりの通り、対価として体の全てを持っていかれてしまう。後に彼は鎧の体が与えられてこの世に戻ってくる訳だが、これはことを全て見てしまった友人のヴァカナンス・エルォインデスがショーナンデスを取り返す為に彼の魂をそこら辺にあった鎧に定着させたことが背景にある。エルォインデスは人体錬成の対価として両足を失い、直後無事生還することができたショーナンデスが大急ぎで病院へ運び込むも願い虚しく大量出血で亡くなってしまった。己の犯した罪、唯一の友を失った喪失感・・・深い絶望を負ってしまったショーナンデスはその後ひっそりと行方をくらまし、どこかで意識を閉ざして宇宙空間へ放り出されたカーズのようになるのであった・・・ 時は変わり現代日本！擬似冬眠状態で100年近く意識を閉ざしていたショーナンデスは突然の衝撃に目を覚ますこととなる。一体何が起こったんだ・・・！？恐る恐る目を開けてみると目の前には楽しそうに食事をする人々の光景が目に映る。それと同時に彼のそばに居る男の声も聞こえてきた・・・ 「いやぁ～まさかこんなオンボロ鎧を買い取るなんてここのレストランのオーナーはどうかしてるよな～」 「でもこのレストランの雰囲気にはピッタリじゃないですか？西洋鎧ですし・・・。ていうかこの鎧って外国で最近見つかった骨董品らしいじゃないですか！なんで日本に渡ったんですかねぇ・・・」 「向こうじゃ買取ってくれる人が見つからなかったらしいぜ？んでもってここのオーナーが偶然見つけてって話だ！」 「なるほどっすねぇ～!」 ・・・彼の母国であるアナストリス語とは全く違う言語なので何を言っているのかはさっぱりわからなかったが、どうやら飲食店っぽい場所でオブジェとして置かれていることだけは分かった。あとあっちでキャーキャー言われているワインソムリエが近くにいるがそんなことはどうでもいい・・・・ なんでオレこんなところにいるんですかあああああああああああああああああ！？！！？？？！！？？ そんな心の叫びなど誰にも届くはずもなく、彼は東狂のとあるレストランのオブジェとしての第二の人生を迎えることになってしまったのであった・・・ ちなみになんの固定もせずにズドンと置かれているだけなので、夜中誰もいなくなった時には自由に動き回ることが出来る。でも時が経ってクッソボロくなっているため、慎重にそろそろ動かなければならない、辛い。はやくメンテナンスとか補強とかして欲しい。夜中は暇すぎてしょうがないのでレストラン内で巣を作っているネズミ達を持ち前の調教技術を使って手なずけたり従業員が忘れていった雑誌等で日本語の勉強をしたりここに務めているワインソムリエコーナーを眺めたりしてお茶を濁している模様。尚、錬金術は人体錬成の件でトラウマとなり東狂に来てからは1回も行っていない。悲しいなぁ・・・ 特徴 ・天才 ・暗黒の祖先 1d100・・・5 ↑・・・5ってしょぼすぎぃ！！！！万引きしてバレた主婦の子孫かな？(すっとぼけ)

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