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西行寺 妖狐（さいぎょうじ ようこ 通称SGY） ・大学卒業までは精神カウンセラーを目指し心理学科を勉強していたが大学を卒業した直後 登山家を目指していた妹がとある日をきっかけに登山の中事故で死んでしまう。 (尚遺体は見つかっているがどうにも骨格があってないので違う人の可能性がある) 家で妹の遺品を整理しているときにとある1冊の手帳を見つける、そこには妹が登山で得た知識をすべて記されてる形で 残っていた。そこにはところどころいろいろなことが描かれてあり見たことのない化け物の絵すらあった… 最後のページの方を見るとそこには私と妹が登山で楽しくしていた時の事が描かれていたのを見て思った。 　妹が歩んでいた道を引き継いであげたいと強く思い、本職として登山家を目指すようになった。 （たまに一緒に妹と登山をしているため登山の知識は所持している） 　そこからはまるで何かに取り憑かれたかのようにずっと山に惹かれるようになるどんな山も制覇してみたい、そう山が呼んでいると 感じるようになる。 ・数年後、自分もかなり登山家としては有名になっていた。とあるSNSではSGYさんと呼ばれるようになっている （ツブヤイターフォロワー100万人） そんな中1つのニュースに目を止める、ニュージーランド航空の南極飛行観光旅客ジェット機が謎の失踪を遂げたらしい 南極調査隊の必死の捜索の末、旅客機の無線信号が途絶えた座標の先には、未知の巨大な山脈が立ちはだかっていた。 前人未踏のその山脈は、最高高度が海抜 1 万 300 ｍにも達する、エベレストを超える世界最高峰であることが明らかになった。 その山を誰が呼んだかのか狂気山脈と名付けられたらしい今のSNSのトレンドはすべてこの狂気山脈の盛り上がりでいっぱいだ。 　そこで私は何かに取り憑かれたみたいに思う、そのあまりに暴力的な山嶺に、今すごく挑みたいと、無謀にも挑もうと思うのである 私はこの山に挑める方法がないか模索するのであった。

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