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明るい元野球部のエンバーマー。子供と野球が好きで、現在も草野球チームに所属している。ファーゴ・ムーアヘッド・レッドホークスのファン。 幼少期のごく短い期間をアメリカで過ごし、父の仕事も同じエンバーマーだった。 ポジティブの暴力。 ＜シナリオ＞ 『ホルマリン漬けの心臓』（PC3） ＜HO＞ PC3：死体修復士(エンバーマー) 職業技能：医学、薬学、芸術(死体修繕)、生物学、心理学、目星、説得、ほかの言語 （以下HO内容） あなたは大体一年ほど前から、死体修復の仕事以外にも、人命救助や患者のメンタルケアなど医者のような仕事を請け負っている。 慢性的な医者不足である昨今、上から何とか助けてくれないかと頼まれたのだ。その為、近くの病院を転々と手伝うようになってしまっている。 中でも足しげく通っているのは『久慈(くしげ)病院』である。 久慈病院とはこの都市で随一を誇る大きな病院であり、中でも医療界で有名になっている事柄の一つは『移植手術の成功率と多大な手術件数』である。 臓器移植が必要になった患者は、この病院に入院する事が多く、現にそれによって救われた命も多い。 この久慈病院と関わりを持ち出したのは、何かの事故によって患者が溢れた際、臨時として救護を依頼されたからだ。 そして、そこであなたは顔に重傷を負った患者に出会う。彼は何度か自殺を計り、メンタル的にも肉体的にも常にぎりぎりの患者だった。 あなたはそれを献身的に看病し続け、ある日その人物から「自分が生きていてもいいのか」と問われる。それを肯定するような言葉をあなたは彼に告げた。 落ち着いたらしいその患者は、不意に「アオイ」と言葉を漏らした。名前のようだった。 けれどその翌日からアオイは病院から姿を消し、それきりあなたは会う事は無かった。 彼を探している訳ではないのだが、また出会えたら良いとあなたは思っている。 アオイが居なくなったベッドの傍には『黒色の石』が転がっており、それを出会った時には返してやろうと考えていた。 ★AF：『黒色の石』……何の石だかは解らない。表面はとても固そうだが、中は液体のようだ。何をしてもその液体が何であるか確かめようがない。 また、あなたにはこのような知り合いがいる。 稲川澪(いながわ　みお)　 14歳 APP15　DEX8　 久慈病院に入院している少女。 元より心臓が弱く、移植をしない限りは助からないと言われている。 懸命に生き、ひたすらに健気である。従弟である義久に懐いており、彼と共に外で遊ぶことを望んでいる。 義久に恋愛的感情をまだ抱いてはいないが、強い家族愛を持っているのをあなたは知っている。(原を「ヒサちゃん」と呼ぶ) また両親との関係も良好であるが、自分の病の所為で二人を苦しめているのではないかと感じているようだ。 ・人見知りをしない良い子。何よりもPC3とは仲が良い。 ・笑顔が可愛らしく、どこか抜けている。 原　義久(はら　よしひさ)　 27歳 SIZ13　APP12 稲川澪の従弟。わざわざ電車を乗り継いで、彼女の見舞いに訪れている。 心優しく、そして誠実な男性。 ・温厚でとても優しい表情をした良い兄。「澪」と言って妹のように可愛がっている。

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