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❚ 　よすがら 　 夜統月 ふると ────────────────────────────── ❚　性格 ふわふわおっとりのんびりとしており、間延びした敬語口調で話す。 呆れるほどに馬鹿っぽく、あからさまに阿呆っぽく。 しかし何処か核心をつくような発言をする。 「本当はぜぇんぶわかってるんじゃないですかぁ？」「センセぇ？」 探偵の荒らした部屋を健気に片付け、拙いながらに食べられる料理を作り、仕事以外の私生活も支えている。 殴られても、蹴られても、傷つけられても、微笑みながら、ジィっとこちらを覗いてくる。 ────────────────────────────── ❚　職業 冒険家教授：応急手当、説得、跳躍、登攀、図書館、ほかの言語、専門の技能として2つ(考古学、地質学) 料理人　　：化学、芸術、生物学、博物学、目星、ほかの言語、歴史 闇医者　　：医学、応急手当、経理、説得、法律、薬学、ほかの言語、個人的な関心の技能1つ(聞き耳) のんびり生きるために冒険家教授のような行動力と知識は必須。 そのうえで料理が出来ないと不便だし、石を投げられても手当すれば痛みは半減できる。 ▼内訳 目星85　：人を見て観察することが好きだ。 図書館85：本を読んで知識を得ることが好きだ。 聞き耳85：人の話を聞いて流行を知るのが好きだ。 医学85　：医師、薬師であれば、旅をしていても怪しまれにくい。 心理学85：人の考えてることがわかれば生きやすい。 他の言語：海外に行ったことがある他、長い時間を生きた結果。 知識等30：今までで得た知識たち。 知識等15：最近得た知識。 ヒプノーシスを採用する場合は初期値42 ※ヒプノーシスについて 基本ルルブP150に記載。 シナリオで許可するか禁止にするかはKPに任せます。 なにより持ってたいという強い意志。 ────────────────────────────── ❚　特徴 ▼バイリンガル 日本以外の国で生活したことがある。 [EDU*5]%を、最大3つまでの<ほかの言語>技能に割り振ることができる。 →英語、ドイツ語、古文 ▼前職 以前は別の職に就いていたか、幼少期に何か得難い体験をしている。 [EDU*3]%を、前職としてプレイヤーが決めた、職業上の技能に割り振ることができる。 →ホスト、ホステス　心理学+63 ────────────────────────────── ❚　不定 ────────────────────────────── ❚　後遺症 【自殺癖】 HO1以外の人間と同じ空間で会話する、及び交渉すると、HO1以外の人間が居なくなった時点で自殺しようとする。これは強迫観念のような障害で〈精神分析〉や〈交渉技能〉は行えない。 HO1のみ会話可能。直接対面しない電話や映像越しならばHO1以外の人間とも会話可能。一時間以上に渡って連続で人間と接触し、HO1以外の人間を隔てた個室に移動できなかった場合、〈POW×5〉　7版〈POW〉で判定し、失敗で人目をはばからず自殺する。 死んで復活することで症状は治まり、復活後の二十四時間以内は精神が安定し、自殺癖を発症しなくなる。 自殺〈正気度喪失〉1/1D6 他殺〈正気度喪失〉1/1D4 ※人型＋その中身が人間であるとHO2が認識している時のみ発症します。 ────────────────────────────── ❚　プロフィール 一人称：わたし　二人称：あなた、センセぇ 血液型：？型 誕生日：？月？日 誕生花：？ 星座　：？座 年齢　：？歳　/　見た目は15～17くらいの少女 性別　：男 身長　：157cm 体重　：41kg 国籍　：日本 好きなもの：読書、山菜採り、弱い人 嫌いなもの：沈溺、聡い人 イメージカラー：黒、血の赤、白 ────────────────────────────── 酷く、退屈な人生。 自分が異常な存在と知ったのはいつだったろうか。 どの時代でも、血は流れる。人は死ぬ。 地獄のような夜闇の中、一人だけ生き残ったことを、 いまでも──覚えている。 / / / 徳川家康が作り上げた江戸幕府。 その幕府が落ち着き始めた江戸時代中期。 織田信長は知らないが、"戦国時代"に比べればそこそこ安定した時代だったと思う。 そんな平和な時代に、自分の異常性を知った。 業火の中だったか、斬られたのだったか、それ以外か。 もう、覚えてはいない。 最初の違和感は、老けない事だった。 恐ろしくなって、月の光も届かない夜に川へと飛び込んだ。 沈溺というのは酷く苦しいもので、 死ぬことが出来ないということは終わりのない苦痛なのだと知った。 周囲の人間が老いていく中、変わらない容姿は異常であった。 化物だ妖怪だと罵られ石を投げられた。 旅をするしかなかった。居場所なんて、なかった。 久々に村に戻れば、知り合いは皆三途の川を渡り切っていた。 自分だけは、渡ることを許されなかった。 孤独を感じては、月を見上げた。 真っ黒な船がやってきて、鼻の高い人間がぞろぞろとやってきた。 彼らは外の国から来たという。 自分と同じような人間が居るかもしれないと、期待を胸に船に忍び込んだ。 そんな人間とは一人も会うことは出来なかった。 伝承はあった。 神や悪魔、吸血鬼、存在しない薬。 自分がそれらの生きた事例となれば、酷い目に遭うということも知った。 故郷に戻る頃には、また時代が移り変わっていた。 戦争が起きた。 人がたくさん死んだ。 大きなキノコ雲を覚えている。 酷い時代だった。 それでも死ぬことはなかった。 嗚呼、痛いばかりだ。 苦しいばかりだ。 寂しいばかりだ。 居場所が欲しいと願うことはあった。 けれど、それは叶わない願いなのだろう。 次の家は、どうだろうか。 彼は弱いから、きっと私の異常性から目を逸らしてくれるだろう。 いつまでこの安寧が続くのだろうか。 あまり期待せずに星に願うことだけをした。 ────────────────────────────── ❚　余談 溺死を選んだ際に苦しかったので溺れることは苦手。 能力値、17がいっぱいあって「いいないいな にんげんっていいな」を思い出したのでそのまま採用。 処女ではないが、処女膜も再生するので永遠処女。 ────────────────────────────── ❚　モチーフ 黒猫、人形、月、夜 江戸川乱歩「人でなしの恋」 青空文庫：https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/57511_65228.html 探偵が江戸川乱歩と聞いたので、対抗でエドガー・アラン・ポーも要素として入れた。 エドガー・アラン・ポー「黒猫」 青空文庫：https://www.aozora.gr.jp/cards/000094/files/530_20932.html プルートー(猫の名前)(ローマ神話の冥界を司る神の名前) プルト→フルト 不老不死→変若水→ツクヨミ→夜之食国 縁／因／便（よすが） １ 身や心のよりどころとすること。頼りとすること。また、身寄り。血縁者。よるべ。「知人を―に上京する」「身を寄せる―もない」 ２ 手がかり。手だて。方法。「今ではもう昔を知る―はない」 終夜（よすがら） ［副］《「すがら」は接尾語》一晩中。よもすがら。 「冬は落葉深く積みて風吹く―物の囁 (ささや) く音す」〈独歩・わかれ〉 ────────────────────────────── ❚　資料 イメージcv：茅野愛衣 https://www.nicovideo.jp/watch/sm23179023 上動画の17:48～の声(※スーパーダンガンロンパ2ネタバレ有) ────────────────────────────── ❚　イメソン ▽ Letter from Crying Klara　/world’s end girlfriend 動画：https://youtu.be/gyQkjmvIVnQ 不死身という恐ろしさを思うと似合う曲。 ▽ 月の妖怪　/きくお 歌詞：https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/14144.html 動画：https://www.nicovideo.jp/watch/nm13287759 こんなに怖い人ではないんだけど、月モチーフなので。 ▽ 愛ト茄子ト平和ナ果実にPVつけてみた　/Anded 歌詞：https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/8750.html 動画：https://www.nicovideo.jp/watch/sm17601883 PV踏まえて似合う気がする。 ────────────────────────────── ❚　没ネタ 男の予定だったのに女に変えてた。不思議だなあ (普段やらないタイプのキャラを作るのが目標だったから) ・ふるとの漢字案(ゴツいのでひらがな) 芙榴乙 芙榴乙 舊乙 古都 冥門 よすがらorよもすがら 夜終国 夜終月 夜統月 夜食月 ────────────────────────────── ❚　以下、HOバレ 【オルタナティヴダブル】 ──あんたのような人でなし、受け入れるんじゃなかった。 舞台は現代日本。 観光地開拓がなされた、人の出入りが多い田舎町「酩酊道楽」。 物語は、事務所に一本の電話が入ったところから始まる。 推奨人数：2人 推奨技能：＜目星＞＜聞き耳＞＜図書館＞＜心理学＞ 純推奨技能：知識技能 推定時間：序章4～8時間、本章9～30時間、終章7～8時間 【注意事項】 本編には18歳未満の閲覧には不適切な表現、及び猟奇的かつ暴力的な描写や不快な表現が含まれております。 探索者はどんな目に遭っても許容できる者にしてください。 キャンペーン終了後に後遺症が残る可能性が非常に高く、残った場合は継続が困難になります。 【公開ハンドアウト】 HO1：探偵 「山奥にひっそり事務所を構えている」 HO2：助手 「事務所に転がり込み助手になる」 【HO2：助手】 あなたは不老不死だ。 江戸時代中期に不老不死を自覚してから歴史の一部始終を見届けて、現代へと移り変わった。変化しない容姿を不審に思われる前に行方を眩まして町を渡り歩くことが常だった。 不老なだけではないかと疑い、自らの命を絶つこともあったが、耐え難い苦痛を伴うだけで死にはしなかった。自死を試みたのはこれ一度きりである。 △▽△▽ ある日あなたは都会の煩雑さに疲れ果て、田舎町に身を置くことにした。 次の拠り所を探す中、山奥にて探偵事務所を構える人が居ると聞いて事務所を訪ねた。 迎え入れられた部屋でHO1に話しかけて――あなたは殺された。一瞬の出来事のため、事実は定かではない。 その後HO1は一切これを言及せずにあなたを助手として迎え入れた。それ以来「不可解な死」は無く、安息の日々を送っている。 導入：閑古鳥が鳴く事務所での共同生活にも慣れた頃、一本の電話が掛かる。 【探索者作成について】 EDUは1D6+15で決めること(EDU16〜21であれば継続探索者でも可)。 職業技能は三つ以内に職業を選択してから割り振ること。 見た目は15〜25歳にすること(自称年齢は自由)。 あなたは町に用事で降りたことはあっても住民とは交流していない。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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