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※『救世主』HO3で通過予定探索者 ※※HOの秘匿内容含むプロフィール全文掲載/ネタバレ注意 名前：手羽嶋琉樹(てばしま・るーじゅ) 　25歳、高校の先生。担当教科は生物。一人称は俺。生徒からは手羽嶋先生を略して「｜手羽先《てばせん》」と呼ばれている。文化祭で生徒が作ってくれたあだ名と手羽先(てばさき)をかけたデザインのTシャツを愛用している。 　小学生の頃は美少年だったが、中学進学を境にグレた。態度は悪いが成績はよかったため大学に進学し、教職課程を修める。 　琉樹という名前はフランス人の祖父が与えたもの。日本生まれ日本育ちの両親はその名前に難色を示したが、初孫に大喜びする老人の我が孫に名前を贈りたい！という意気込みを止められる人はいなかった。なお孫本人は自分の名前好きだし祖父のことも大好きである。 　学校の先生としては新卒三年目でようやく少し余裕出てきた頃。まだ担任は持ったことない。見た目や名前で生徒を判断することはないが、授業中に騒ぐなど授業態度が悪い生徒には、他人の授業を聞きたい、勉強に集中したいという気持ちを邪魔するんじゃねぇぞこら！と厳しい。 ○略歴 ・小学校時代：クラスの中で積極的に前に出る性格。クラス委員に立候補したり、先生に内緒で考えた企画を仕切ったりしていた。名前や外見をからかわれることも特になく、いろんな個性ある生徒達の中の一つという程度。今振り返って思うに、自分が一番のびのびとあるがままに学校という空間を過ごした最後の時期。 ※『救世主』HO3情報：小学校の卒業式後の集まりで、タイムカプセルを作ろうというのが決まった。その中に入れるものとして、皆で寄せ書きとして未来の自分に向けての手紙を｜認《したた》めた。その時に手紙だけではなく、今自分達が空想する未来を一緒に入れようと自分は提案した。皆が思い思いに描いた未来の空想が書き込まれたノートに自分は「僕たちのよげんの書」と名付けた。 　今あのタイムカプセルはどうなっただろうか。あの頃から世の中はポジティブにもネガティブにも激しく変わっていて、思った通りになんてなっていない。あるいは、世界は実は何一つ変わっていなくて、世界を捉える自分が変わってしまったんだろうか。それを喜ばしく思う時もあれば、悲しく思う時もある。しかし少なくとも自分は、今の自分が決して嫌いではない。 ・中学校時代：他学区から進学してきた同級生に名前をからかわれる。またその中学校の生徒指導担当の教師が非常に独善的で生徒の言い分に耳を全く貸さないタイプだった。生まれつきのものなのに髪の毛を染めることを強要され、カラコンを疑われて詰られる。初めは律儀に傷つき落ち込んでいたが、途中からなんで自分のアイデンティティ傷つけてくる奴らに律儀に応えなきゃいけないんだ？と吹っ切れる。悪意を持って名前を弄ってきた同級生には無視と睨みで対処し、理不尽な校則を盾に高圧的な教師には怯むことなく言葉で反論する。端から見たら校風を乱す不良だったが、本人は自分が納得いかないものに反発してるだけであり、学生であることからは逸脱したつもりはなかった。学業には真面目に取り組んだので、見た目ヤンキーなのに成績優秀という、教師も外見について下手に強く言えない立ち位置に収まっていた。 ・高校時代：進路及び将来設計についてぼんやりと考えていた頃、ブラック校則が世間をにわかに騒がせていた。特に生まれつきの髪色なのに黒染めを強要するような理不尽な校則に対抗するにはどうすればいいか。いっそ俺みたいなやつが先生になれば、そういう理由で詰られる生徒の気持ちも分かるし味方になることもできるのでは。それってめっちゃいいのでは。細かい理屈は後回しにして、とにかくそう思った彼は学校の先生になることを決意。大学に進学し、教職課程を修め、そして先生になった。 ○『救世主』HO3秘匿全文メモ 「あなたにはとある記憶がある。 それは、物心がつく幼い頃のものだ。 小学校卒業後の幼馴染達との集まりが、自分たちにとって最後である事を貴方は把握していた。 教室でノート開いて、皆何かを寄せ書きしていた。それは、未来の自分に向けての手紙だった。 貴方は子供らしいある提案を出した。自分に向けての手紙だけじゃあつまらない。 未来の空想を描こうという事だった。真っ白なノートに思い思いの空想を詰め込んだ。 表紙にこのノートのタイトルをつけなければならなかった。 貴方はこう書き込んだ。このノートは、「僕たちのよげんの書」であると。 そうしてタイムカプセルは埋められたのだ。 この記憶が、現在のあなたにどれだけの影響を与えたかは自由だ。だが、今も頭の片隅にこびりつく、一つの思い出に他ならなかった。 」 ○通過シナリオ 『救世主』True End 全生還

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