タグ： 植木鉢たかはし

「おっと、ここは僕の出番かな？」 「こういう時は、あまーいものが1番だよ？」 「ふふん、パティシエは力仕事、体力勝負ですよ！」 「……記憶が無いことは不安だけど、私がここで、怖がっていても仕方ないから」 ちみっこい超高校級のパティシエ。美味しいお菓子を作るのはお手の物。のらりくらりと物事をかわすのが得意。12時間労働？余裕ですね。僕を誰だと思ってるんだい？根気と気合で大抵の事はどうにでもなれ！ と、表では言っているが、実際のところかなりの心配性。あれこれ確認しながら過ごしているため、周りのことは結構見ている。察しは悪いし、読み取ることも出来ないけれど、せめて寄り添うことだけは。 一人称　僕(私) 二人称　君 他　〇〇くん、〇〇ちゃん HO　未/苗字「昧」 “曖昧”にする才能 あなたは物事をあやふやにし、追及を避けることに長けている。 あなたは一時発狂した時に必要な経過時間は1ターンでいい。 またあなたは正気を失った他者を落ち着かせることも得意であり、精神分析に常に50％補正。 通過中(2024/3/9)追記 記憶は無いが、ハッキリしていることが一つ。彼女は自分自身のことが大嫌いだ。理由は分からない。もしかしたら理由なんてないのかもしれないけど、でも、きらい。嫌いだからこそ、自分の感情を容易に殺せている。嫌いだからこそ、他に尽くそうとする。自分自身が嫌いだから、自分の作るお菓子と、それを作れるパティシエとしての僕を、好きになろうとして。 でも……でも、みんなのことは大好きだ。みんなのことは、好き。あったかくて、居心地が良くて、好き。 いいなぁ、強いなぁ。ちゃんとみんな、帰りたいって意思があるんだ。生きたいって、思えるんだ。……強い、うらやましい、いいな、眩しいよ。ちょっとだけ、苦しい。 大好きなみんなが私を好きになってくれるなら、そんな私自身なら、ちょっとだけ、好きになってもいいかもしれない。 どうだろう、パティシエとしての僕じゃなくて、昧心愛としての私を、好きになってくれるかな。

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