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5-1 動物に好かれる 4-1 目つきが悪い 警官　選択技能→目星、マーシャルアーツ 正義感が強く、人のことをほおっておけない典型的な秩序善。人好きの塊。でかい犬。元々精神も身体も健全な人間。人の輪に入っていくことが上手かったし、その輪に誰かを引き込んでいくことも上手な孤立とは無縁の人間だった。エリックとは同期でありながらもあこがれる存在で、自分の理想のヒーロー像。そんな彼と親友という関係を築けたのはブレイクにとっても喜ばしいことだったし、少なくとも彼のことを自分の相棒だと言って回った。誇らしいので。 4年前の出来事を経て、このような悲しみを人に味あわせるくらいなら、少なくとも自分は誰にもそういった悲しみを味合わせるに値しない人間になろうと思った。人と一緒にいることで得ることができる喜びや幸せよりも、それらと引きはがされる悲しみや苦痛への恐れが勝っている状態。そのため、自分の沈み具合に巻き込みたくない、また上記の理由から4年前に自分から妻との離婚を申し出ている。その時に当時2歳の娘とも離れ離れになったが、妻と娘の養育費、生活費は毎月充分すぎるほど、というよりも得た給与の大半をそこに充てている。娘の誕生日には一生使えそうなものを、クリスマスにはその歳の子が喜びそうなプレゼントも贈っている。今でも二人のことは愛しているが、愛しているからこそ殉職率の高いこの仕事をしながら一緒に過ごしていくことで失わせてしまうかもしれない恐ろしさに耐えきれなくなった。 娘の名前は（可能であれば）エリックに付けてもらっている。女の子なのでEllie(エリー）。警察手帳の裏に2歳ごろの時にとった写真を挟んでいる。今はだいたい6歳。今でもワシントンD.Cには在住している。 今の部署で特に嫌いな人などはいないし、寧ろ皆好きだし心配している。決して消えないもの悲しさ、欠落感といったようなものは常にあるものの、以前のように人生のどん底程落ち込み続けているといえばそうではない。ひねくれている訳でも無い。だからつっけんどんな態度をとること自体は申し訳ないし、ただ自分から離れるだけで暴言などは基本的に吐かない。特にHO1には昔のエリックを重ねて見てしまうところがあるのでとても心配しているし、すぐFBI辞めろみたいなことを言う。危険に瀕していればそれを脱する助力は惜しまない。でも、少なくとも気持ち自体は墓場まで持っていくつもりである。でないと味合わせたくない気持ちを味合わせることになると思っているし、ここまでそのためにそういった態度をとってきたことの意味が無くなるから。 この街を守りたい気持ちは強いので、今でもSWATにそのまま戻れる程度の実力を保持する努力は続けている。 HOに記載してる事件の真相の追求、仲間を守ることはもちろんのこと　離れる悲しみより出会えた喜びを上回れるようにすること　別れが悲しい物だけでは無いと知ること　自然な受容をすること　あたりも個人的には目標である 「エリック、さっきの活躍はかっこよかったぞ！まさしく、ヒーローというのはお前みたいな人間のことを言うんだろうな。俺も早くお前の背中に追いつきたいよ、うかうか相棒とも言ってられないな！」 「エリー、パパと将来結婚するって言ってたじゃないか！ちょっと悲しいぞ･･･」 「･･･一度失うと、今度は他にも自分の手からこぼれていくんじゃないかって想像する。もしそうじゃなくても、人の手から自分が零れ落ちることになって、その人を悲しませるのは嫌だ。･･･せめて、これ以上こぼれない様に握りしめることだけは、出来るんじゃないかと信じていたかった。ここは、あいつの守りたかった街だ」 「ヒーローになんてならなくていい、ここで死ぬな。お前の代わりはいない」

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