タグ： 削磨の探索者

★通過シナリオ★ ・デウス・エクス・マキナは死んだ(HO2：ヒト) ・SAN値直送！ ・お前が好きなのは俺の筈だろ ・結婚破棄RTAチャレンジ ・ラストグラス Side-A(KPレス) 合戦場周。駆け出しの映画監督兼脚本家。所属する会社も特になく、とりあえず映画を作りたいという思いからカメラ片手に街を歩く毎日を送っている。彼氏・彼女募集中(大嘘)。 よくいえばフレンドリー、悪くいえば軽薄な態度をとり、誰に対しても親しい反応を返す。なにをされても、あまり怒らない。 辺境の田舎に生まれた彼は、実家にあった古い1本の映画が大のお気に入りだった。それはとても長い映画で、あらすじを説明することは難しいが、それに彼はつよく心を惹かれたのである。見る側ではなく、作る側として活躍すべく、彼は上京してきた。 好きなものは食べ物全般。とりあえず口に入れてみて、舌がしびれなければ食べられるというガバガバな判定をする。自炊パワーはないので、コンビニでご飯を買っている日々らしい。彼曰く「ヒトリグラシなら、こっちの方が経済的なことだってあるんだよォ」とのこと。自宅は古めのアパートの一室らしい。なんでも、大家さんが車に轢かれそうになっているところを守ったらご厚意で貸してもらえることになった。 ＿＿＿＿と、そういうことになっている。 彼は誰にも認識されたことがない神である。彼のいう映画とは、人間の営みそのものを比喩したものだ。人間という大まかな種を愛しているため、一個体への愛着というものは抱いていない様子。一柱の神から気に入られた(愛された)ことがあっても、自分が誰か一人を気に入った(愛した)ことはない。ヒトからなにをされてもあまり怒らない理由としては、愛猫家が猫に齧られても怒らないものに近い心理がある。 そんな彼は、人間への愛情を抱いた果てに、人間そのものになりたいと願った。キラキラして美しいものになってみたかった。 「ハジメマシテ～～～！！！ボク、合戦場っていいま～～す！あだ名で呼んでもイイよ、“桶狭間/長篠/関ケ原/壇ノ浦”とかね！ハハハ、ナンチャッテ～～！冗談、冗談(笑)」 「下の名前？知りたいの？んふふふふ、じゃ、特別におしえたげよーねぇ……、……シュウ。周っていうんだぁ、よろしく」 「どこ住み？てか、ラインやってる？？交換しようよ！ふるふるっていう機能があるんでしょ……って、エェ～～～～ッ！！もうあの機能ないのォ？？！」 「ﾈｺﾁｬﾝｶﾜｲｲﾈｪ~~~~！！ﾜﾝﾁｬﾝｶﾜｲｲﾈｪ~~~~！！ふふ、もちろんキミもかわいいよ！！」 「コッチみてみて！！ニコーーーッ！……ほら、笑ってってば！カメラは回ってんだからさ！ほら、ニコーーーッ！！」 「写真も動画も大事だよ、残るからね。この写真を、動画を撮った時に、こんなことがあったよな～～って思い出すためにも重要だ。いわば、記憶の鍵なんだよ。いつでもその時のことを引き出せるように残しておかないともったいない！！」 「トモダチ……ここら辺にはいないかなぁ。キミが第一号ってコトで！んふふふふふははは」 「ラブロマンス？ヒューマンコメディ？SFでも許容しちゃうけど、そういうものを自分の手で撮ってみてさぁ、おっきい映画館で上映するとか、そういうコトがやってみたいんだ。誰向けかって……んふふははは、ボク向けかな～～！」 「ワタシにも願いの一つや二つあるとも。ヒトに理解できるかは分からないけれどね」

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