タグ： Noahの舟

「生きる、って思い直すことって、大事だよなって思う。どんなに絶望しても、必ず"いいこと"があるって思える。その"いいこと"のために、今日も生きようって思えるんだ」 モデルを育成する学科に所属している大学生二年生。 周りよりも少し秀でた美貌とあまり見ない身長の高さを持っており、性格は穏やかでふわふわとしており、怒ることはほとんどない。しかし、ものを蔑ろにしたり、人を蔑むような発言が嫌いであるし、自分もしない。怒ると全力で舌打ちする。 高校の時は服飾デザインに興味があり、デザイナーを目指していたが、"大きな転機"により、モデルの道を進むことになる。 彼は元々顔のパーツは悪くなかったが、目立つほどではなかった。しかし、中学二年生の時に後ろから迫ってきた自動車に轢かれ、その拍子で電柱にぶつかり、一命は取りとめたが、顔がひしゃげてしまう。 「もう街を歩くことさえできない」と絶望する彼に、年の離れた姉が整形をするよう強く勧め、莫大な金をかけて整形を決意。よって、今の美貌を手に入れた(当時、姉は24歳)。本人は、自分のために多額の金を支払ってくれた姉のことを非常に大切に思っており、少しでも恩返しをしようと雑誌編集の手伝いのアルバイトを始めた。 しかし、整形した直後は、その美貌に酔いしれ、寄って集ってチヤホヤとする人々のことをあまりよく思わず、「ニセモノの顔なのに」と自分を追い詰め、マスクなどで顔を隠してしまう時もあったが、高校の時に半ば無理矢理出場させられたイケメンコンテストでグランプリを獲得した。それが彼の今の自信に繋がっている。 しかし、今でも後ろから近付く自動車に若干トラウマが残っており、車道側は歩きたがらない。 整形をしていることは姉以外の人は知らず、今も「持病がある」と偽って、傷口からの化膿などがないよう、薬を服用している。 今は、実家で姉と二人暮らし。 大学内で知り合ったデザイナーを目指す友人のことを羨ましいと思っており、いつかその人がデザインした服を着てみたいと思っている。 興味がないものにはとことん無頓着であり、金もあまり使わず、こだわらない。節約家。 【信念】 『悪いことが起これば、その分"良いこととされること"が起こりうる。しかし、それが自分の思う"良いこと"なのかは分からない』 自分の身に起きたことを総称するとこんな考え方になった。 高校生の時に起きた事故が"悪いこと"なのだとすれば、転機となった手術が"良いこと"。 自分の親友を亡くす"悪いこと"を経験したのであれば、大切な人…姉とまた出会えた奇跡を"良いこと"とする。 そうやって人間は生きている。 しかし、それらの"良いこと"が、自分にとって良いことなのかは分からない。 自分が今まで信じ続け、大切な人だと寄り添った姉に殺される"悪夢"を見てから、そんなことを思うようになった。 自分は、このまま姉を信じて良いのか？ 姉と同じ屋根の下で暮らす中、姉の笑顔を見る度に、あの時の狂気的な笑みを思い出し、安心感と僅かばかりの疑念を抱いている。 [大切な人] 年の離れた姉『天池 日波(ひなみ)』。 中学校の国語の先生をしている。 弟思いの、穏やかで優しい、慈悲に溢れた女性。 非常におっとりとしているため、何もないところで躓くことが多い。 日彩が整形したため、隣に並んでもパッと見は姉弟とは分かりにくいが、雰囲気は似ている。 両親が共働きであったため、ほとんど家にいなかったので、日彩の面倒をよく見ていた。 恋人はいない。 □通過シナリオ ･落園 ･スーサイデッドメアリンク ･狂魘惨毒ストレイド ･カタシロ AF ･ゆうぐれ遊園地のブレスレット 身につけている時、KPCに対する精神分析、心理学の値に+10

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