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▋オルタナティヴダブル│HO1 探偵 ──────────────────── 「ひとつ、助手の君に依頼がある。受けてくれないかな」 シュールな動物グッズをこさえたやる気のなさそうなダウナー系の私立探偵。 その正体は元犯罪心理学教授。 若くして大学で准教授を務めており、34歳から異例の昇格を果たした天才。 往々にして天才というものはどこかネジが外れているもので、 人間を多角的に見ることに特化しすぎた結果、私的なコミュニケーションを投げ捨ててしまった。 鈍感という訳では決してないが、相手の変化に気づいてはいるが自分への危険性がないので放置…というような有様である。 ---------------------- 公私混同はせず、仕事であれば必要最低限のコミュニケーションは取るようなタイプ。それ以外は適当。 若干文字は汚いが講義自体はかなりわかりやすく、事例を年齢層に合わせて噛み砕いて行っているために好評ではある。 既婚者ではあるが、相手とは生活のメリットからの法律婚。 賃貸などの賃貸契約等の利便性から籍を入れているだけであり、肉体関係はなく夫婦らしい会話も特にない。 仕事の話はたまにする程度。 だが、多重人格を疑い始めてからは人の前に立つような職業を辞め、妻とも離婚。 (現在も指輪は虫除けのために雑に取ってある) かくして山中の物件まで逃げるように移り住み、国家資格の持ち腐れ、祝無職となった。 さて、どうしたものかと考えた末に自分のできそうな範囲の仕事で、 なおかつ少ない人材で回せる職──私立探偵として事務所を構えることを思いつく。 助手を募集しようにも判例がない医者の元には誰も来ないのと同じように、ある程度解決した件数を稼ぐ必要があった。 そのため、自分で応対する際はビデオ通話などを駆使して依頼人と直接合わないように工夫し、少しずつでも件数を伸ばしていった。 私立探偵として事務所を構えて半年と少し。 「自分の行動パターンを記録してもらいながら、最低限自衛ができる成人済み男性」の募集をかけたところ、 この奥まった山中の事務所まで赴いたのが現在の助手である。 本来の目的はこちらのため、契約を済ませ口だけ封じた今こそ切り出すチャンスだと思っている。 ▋特徴表 ──────────────────── 【1-05：天才】 生まれつき頭の回転が早い。INT+1。 【1-06：強固な意志】 何事にも動じない、強靭な精神の持ち主だ。 POWおよびSANは変動しないが、現在正気度ポイントに+5。 ▋その他 ──────────────────── 職業ベース：大学教授（クトゥルフ2015） ・信用→精神分析 └今は教授じゃないので信用はないよ～ ✧趣味　：人間観察、妙などうぶつグッズ集め 　一人称：私/俺 　二人称：君/苗字+くん 　LIKE　：楽に食べられるもの、シュールなもの 　HATE　：虫全般 ✦カラーコード：00552E ✦イメソン：悪夢 https://youtu.be/lkYeBXXHgY4?si=Ir9aBWIt7bF2Nwt4 ▋呪文 ──────────────────── ▋後遺症・不定の狂気など ──────────────────── 【後遺症：親指もしくは⼿⾸の切断】 親指を切断：⼿を使う技能が全て-5% 義肢にする、もしくはそのまま五年以上の⽉⽇が経った場合はマイナス補正はなしにして良い。 ▋通過シナリオ ──────────────────── ・オルタナティヴダブル -----------------以下【オルタナティヴダブル HO1】の秘匿----------------------- ▋HO1│探偵 ──────────────────── あなたは二重人格だ。 二重人格ではないかと疑い始めたのは探偵になる前である。 ①気が付くと日常的に通らない路地に立っている。 ②室内の物の配置が大きく変わる、物が頻繁に増減する。 ③人を殴ったような傷と殴られたような怪我が身体に残っている。 ④これらの「不可解な現象」が起こる時は、必ず数分間から数時間ほどの記憶がない。 あなたは自分が恐ろしくなり、田舎町の山奥へと引っ越してひっそりと探偵事務所を構えることにした。 人と会わない⽣活が功を奏したのか、③のような現象は起こらなくなった。 ある日、HO2が事務所を訪れて――助手として転がり込んだ。 HO2を迎え入れてからは「不可解な現象」はぱたりと止み、安息の日々を送っている。 導入 閑古鳥が鳴く事務所での共同生活にも慣れた頃、一本の電話が掛かる。 6版 □INTは1D6+12で決めること。 (INT13〜18であれば継続探索者でも可) □職業技能は元の職業で割り振ること。(元が探偵でも可) □あなたは町に用事で降りたことはあっても、住民とは交流していない。

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