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* 概要 ひおどし あずと。中性的な顔立ちをしている。口を開くと見た目と反してめちゃくちゃ口が悪い。 基本的に塩対応。仕事が終わったら速攻帰る。現代のゆとり世代の体現みたいな男(？) とはいえ、仕事は全然嫌いじゃない。むしろ好き。いつもは無寄りの表情筋も嘘？ってくらい動く。ニッコニコでお掃除します😊‼️ ｢火威。…何。自己紹介は済んだでしょ。定時だから帰ります。｣ ｢あは………！今が1番生きてるって感じするよ…！｣ *特徴 鋭い洞察力 俊敏 *クリアシナリオ 『サイレン清掃』END１ *以下、サイレン清掃HO2バレ 10歳の頃、上大財閥に両親は殺され、5つ下の妹は植物状態にされているため強い強い憎しみを持っている。この出来事さえ無ければちょっとグレつつも普通の高校生してたであろう男。 父親は中小企業の社長で、元々上大財閥と提携していた。上大財閥の生産する機械に使われる重要な部品を作っており、多額の融資を受けていた。1度は上大本人直々に傘下に入らないか、という誘いを受けたが父親は自身の仕事に誇りを持っておりそれを断った。ゆえに提携という形をとっていた。 融資を受け、生活が豊かになり、一時期は上大に感謝こそしていた。従業員の中に上大財閥からのスパイがいることに気づくまでは。その従業員は金を積まれて会社から技術を盗み出し上大財閥に流していた。ゆえにそれが完了するや否や融資は切れ、会社はあわや倒産の危機にまで追い詰められた。 副社長であり税理士をしていた母はどうにか会社を立て直そうと尽力した。父親も努力を重ね、上代財閥に盗まれた技術とは異なる技術開発を行った。 上大はそれが気に入らなかったのだろう、とうとう実力行使に出た。元々危険物も多く取り扱う会社だったため、火をつければ容易く燃える。会社にいた両親は焼死、妹は一酸化炭素中毒で意識を失い、植物状態となった。 その時の自分といえば、喧嘩に明け暮れていた。容姿で自分を侮り軽視されることがなにより嫌いだった。そんな自分と上大財閥に軽視され、振り回されているこの現状と重なるからだ。 だけどそんな自分が馬鹿だった。燃える会社、もとい自分の家を見てそう思った。もし自分があの時ここにいたなら、と考え眠れない夜があるのは今に至るまで続いている。 ゆえに、今となっては容姿に関しては吹っ切れている。自分を侮り軽視するということはそれだけ弱点を晒しているということ。ならば利用してやることにした。 やけにうさぎのものを集めているのは妹が好きだから。髪が長いのは妹が自分の髪を好きだと言ったから。いつか目覚める時が来るなら、喜ばせてやりたい。もしくは、おかしいと笑って欲しい。それ以外の感情はない。

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