タグ： 菌

(現代探索者基本超心理学者ベース) 黒黒 漆(くくろ うるし) 血管の薄く透ける白い肌、全てを呑み込んでしまいそうなほど艶やかな黒髪と黒い目。誰もが振り返ってしまうような美しい容姿を持ち合わせている。が、漆自身はこの容姿を嫌っている。 大学国際学部に通っており、北欧の言語について深く勉強している。大学4年の22歳になるが、やりたい事も何も思い浮かばないため就活もしていない。なるがままに身を任せよう、と思っている。 周りの人間が自分の容姿ををよく見てくのるのに対し、漆は相手の心の内を伺うようになっていった。そうして人の顔色を気にして自分自身を繕っていくうちに、作り笑顔が定着している。目立ち過ぎる容姿を緩和させるために多少の変装の心得もある。 フルーツが好き。朝昼晩果物の盛り合わせで生きていける。いつでも皮をむいてカット出来るよう果物ナイフを持ち歩いている。 Hi there 誕生日:2/27 イメソン:『シンデレラ』ジグ 《海も枯れるまで》ロスト ▽海も枯れるまで HO1バレあり ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 『あなたはとても美しい自殺志願者だ』 ｢産まれ持った体をこれ程まで憎んでいる人間なんて、私以外にいるのかなあ｣ 漆は「自分が必要とされてない」からこの世から消えることを望んでいる。 その容姿によって受けた心的外傷は、底を尽きることがない。 親は漆が産まれた瞬間、「天使のような子だ」と喜んだ。成長するにつれてその言葉の意味を段々と理解していき、それがとても嬉しかった。 6歳になった頃、周りの友達が木に登っているところを見て自分も登りたくなり身体に傷を付けながらも登ったことがあった。しかし、不慣れであったせいか途中で木から落ちてしまい大怪我を負ってしまった。その時、そばに居た母から掛けられた言葉は｢どうして顔に傷を付けるの」だった。 幼いなりに違和感を感じた。母が見ているの私ではなく私の体なのではないかと感じた。その時から、この奇妙な感覚が離れることはなく、歳を追うごとに確信へと変わっていった。 「みんなが見ているのは私じゃなくて私の体」という確信へ。 小学生 親が漆を他所へ自慢し、人形のようだった毎日。 中学生 容姿を妬むものや恋愛絡みで女子からのいじめが絶えない毎日。 高校生 周りの人間、生徒、先生からもよそよそしく敬遠される毎日。 誰も彼も容姿しか見ない、見ようともしない奴らだっていた。そして、誰も本当の漆を見てくれなかった。ならば、こんな器欲しくなかったと思うようになっていき、自殺への願望がどんどん募っていった。 様々な手段を試した。でも死ねなかった。漆の体を心配する人達の手によってとめられてしまっていた。「どうしてそんなことするんだ」「君にはこんなに価値があるのに」だとか言われたが、漆にとってそれはただの嫌味でしかなかった。 死のうとしても中々死ねない。だったらせめて多くの傷をこの体に残してやりたい、と思うようになり体中にピアスを空けた。背中に刺青を入れた。刺青を掘った時、親に殴られたが、その事が可笑しくてずっと笑っていた。 大学で国際学部に通って他の国について勉強し始めたのも、この腐った環境から逃れられるんじゃないかと思ったから。誰も知らないような遠い土地に行けば、死んだことになるんじゃないかと淡い希望を抱いている。 また、大学に入ってからは大人の体裁ってものを身につけ周りの人間に愛想笑いを振りまいている。周りが「漆」に興味が無いのだから、漆も誰にも興味を持たない。 痛みを感じる瞬間が1番好き。 ――――――――――― ■APP18 の美しい容姿である ■性別は男女どちらでも構わない ■年齢は 20 歳以上である ■都内在住 ■探索者は自殺したいと思うほど、この世に とても絶望を感じ、追い詰められている。必 ずそういった設定を付けるようにしてくださ い。 死に場所や死に方を日々模索しており、その 為手首や首元、身体のあちらこちらに自傷行 為の痕がある。 (アイコンや立ち絵には痕を描かないように お願いします) ■セッション開始は日常後、見知らぬ砂浜で 目を覚まします。 ▽海も枯れるまで　バレあり -------------------------------------------------- ーーーーーーーーーーーーー 手紙を書くのは初めてで、何を書いたらいいのかわからないんですが、とりあえずこうやって書き始めてみます。 …ペンが進まないです。 この手紙を読むころには漆さんはもう島を出てしまっているでしょうか。 そう考えると少し寂しくなります。 始めて漆さんを見つけた時、本当にびっくりしました。 砂浜に人が流れ着いているなんて、心配しました。 ケガとかしていないかとか、体は冷えてるだろうし、死んじゃったりしないかって。 でも健康で本当に良かった。 話ができて良かったです。 実は、漆さんと初めて会った前日に夢を見たんです。 その時に見た人魚が漆さんに似ていて、それに気づいてから実はずっとどきどきしていました。 大したことはしていないですが、素敵な時間でした。 漆さんも何か楽しいって思えることはありましたか？ 実を言うと、僕は漆さんが少し心配です。 ちゃんと心から笑っているところ、見てないと思っちゃって。 本土での暮らしは楽しいですか？ ちゃんと幸せでいますか？ 魚釣り、またしてみてください。 向こうに帰っても元気でいてください。 でももしなにか辛いことがあったら、また島に来てください。 いつでも待ってます。 って、今書いていて、もしこれ読んだときにまだ一緒にいたら恥ずかしいですね。 もし良かったら、いつかまた会ってください。 本当に、お元気で

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ