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　 「全部全部、先生のためですから」 そこそこ有名な作曲家兼ヴァイオリニスト。 ピアニストである魅沙を“先生”と慕い常に付き従っており、年上でありながらまるで従者のように世話をしている。先生が好きで好きでたまらない。 なによりも先生自身、そして先生の奏でる音楽が大好きで憧れ、彼の言う"音"はわからないが彼のためならなんでもしてあげたい。人殺しという奉仕であっても。 逆に先生以外には奉仕精神が全くと言っていいほど発揮されず、なんなら先生に奉仕をするのも根本的には「自分が気持ちいいからやっている」。 人殺し自体に対しても曲を書き上げた時、曲を弾き終えた時に似た快楽を感じている。いつか先生という楽曲さえも”完成”させてあげたい。 つまりは殺人に快楽を見出してしまった頭のネジがだいぶ飛んでいるシリアルキラー。今では依頼を受けたり、通り魔のように人も殺すようになってしまった。 先生にとって人間を食うことは「調律」であることと同様に、彼にとってその殺人行為は「完成」である。 もっとも、その狂った奉仕精神さえ除けば純粋なる努力の人間であり、作曲とヴァイオリンは彼自身の努力の賜物。 職業参照：2010ミュージシャン（値切り→製作：料理、説得→医学）

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