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◯ラヴィーネ(Lawine)/『サイレン清掃会社』HO4 【スノードロップ】：「希望」「慰め」「あなたの死を望みます」 ・腰ほどまで長く伸ばした青色の髪は、毛先へと向かうに連れてまるで晴れ空に照らされた新雪の白へと変わっていく不思議なグラデーションをしており、弾むように動く度に高い位置でふわふわと揺れる。瞳はその冬の晴れ空を思わせるような蒼色をしており、光の加減によっては、まるで氷が張っているようにも見えるこちらも不可思議な色彩。 ・身長197cm/体重83kgという、恵まれ過ぎた体躯を持っており、色んなものが大きい。そしてふわふわしている。ただ、その分体が重たくもあるため、動きは基本的にのんびりゆっくり。有事の際は「早く動くの得意じゃない～」といいながらも、俊敏な動きを見せることがごくたまにある。でもやっぱりゆっくりふんわり。 ・性格もまたふわふわぽやぽや、朗らか。というよりもへにゃっとしており快活。あまり細かいことは気にせずおおらかで、器が広いとも言えるが、大雑把とも言える。細かい作業や思考はあまり得意ではなく、かなりの直線思考。疑うことや騙すことなども分かっており、出来はするものの、それらを理解、看破しても、「ああ、そういう思考なんだなぁ」と思う程度で、そこにとやかく言うつもりはない。或る意味真っすぐで素直。そしてかなり倫理感が欠けている。こちらも理解はしているが、あんまり共感するつもりはなく、自分の感覚で生きている。 ・身体が非常に大きいために、実は小さいものや脆いものがあまり得意ではない。力加減を間違えて壊してしまいそうだから。 　小さなもの、脆いものなどにはあまり自分からは近付かず、遠目から眺めていることがほとんど。 　ちっちゃいなぁ、もろそうだなぁ、潰しちゃいそうだなぁ。でも、ちゃんと生きてるんだねぇ。 ・また、狭い場所もちょっと苦手。ぎゅむっとなるから。あと、よく頭をぶつける。いたい。 ・然し、仲のいい人、自分よりも頑強なひと、となると、実は少しコミュニケーション過多気味。というか、距離感が分かっていない。特に、懐いているリーダーなどには、ぎゅむむっと抱きついて、窒息させかけることも。自身の容貌が優れていることにあんまり自覚が無いため、場合によっては魔性気味かもしれない。 　でも、一応自分の力加減が出来ないことは分かってもいるから、気をつけて。 　当人も無意識ではあるが、人の体温を感じることが好きで、他者の後ろから抱きついては、頭の上に顎をおいてにこにこと話を聞くのが好き。人の話し声や体温が、よく感じられるから。ちょっと寂しがり屋の気があるのかもしれない。 ・薬物、毒物に対する知識が豊富であり、その延長線で医学に関することにも豊富な知識を持っている。大抵の毒物は一目目にすれば判断がつき、性能等も空で言うことが出来る。医学知識に関しては、薬学を学ぶ傍らで、詳しくなった方が便利なんだろうなぁ、という思考から。ただ、一応治療方法なども把握は出来ているために、医者の真似事は出来る。無免許だけど。大きい怪我とかは応急手当をして、でも、あとはちゃんと専門の人に見て貰わなきゃだめだよ？ ・幼い頃に両親には捨てられ、施設で育てられた為に、自身の幼少期のことは何も覚えていない。発育の優れた身体から、まあ外国の血が流れてるんだろうなぁくらいにふわふわ考えている。あんまり気にしたことはない。というか、気にしない。気にしても意味ないもんねぇ。 　年齢も曖昧であり、だいたい20歳くらい！とふんわり名乗っている。たぶんそう。 　人との関わりも薄かった為に、時折酷く常識から欠ける発言をしたり、或いは常識が分かってない発言をすることもある。一応勉強中ではあるので、話して教えればちゃんと理解する。難しいことにはうむむ、となるが、純粋に学ぶこと、知識を得ることは楽しく新鮮だから。 ・ただ、仕事に関しては存外真面目なスタンスを貫く。「サイレン清掃会社」の規約違反を意識し、リーダーやHO1の命や例外が無ければ、それを守ろうとする。だって、そういうのって、会社の為でもあるんでしょう？ 　人を殺すことには抵抗感は無く、仕事、として割り切っている。興味があって対象者を調べることも多いが、深入りしたとしても、さして情を移すようなこともない。色々あるんだねぇ、と情報を得て、それから仕事にうつる。仕事に必要なことだもん。 ・主たる武器は大型のアックス。それこそ、ゲームで出てきそうな一品。力で、というよりも、身体の大きさと遠心力で思いっきり振り回しては、相手を叩き潰す、或いは叩き切る。 　また、薬学、毒物に関しても知識が豊富である為に、近寄って相手を押さえつけて、相手に毒物を摂取させて息の根を止めさせる。大きいからだってこういう時に役に立つよねぇ。或いは、様々な方法を駆使して、毒物を摂取させて殺す。その為の知識も、ちゃんとつけたから。 ・ドイツ語で【雪崩】 ・カラーコード：ADD8E6 【特徴表】 42：方向音痴　60pt 56：異物への耐性 フレーバーでは無いですが、「49：暗黒の祖先」と「50：受け身」を引いて面白過ぎたので、メモを残しておきます。 【花言葉】 9：カトレア 「優雅」「魔力」「大人の魅力」 皆を惹きつけて止まない。貴方はそれを知っている。その声に皆が心を麻痺させるだろう、その視線に皆が頬を染めるだろう。貴方はそれを知っている。貴方はそれを知っている。 77：山吹草（やまぶきそう） 「すがすがしい明るさ」 脳天気。きっと貴方を表すためだけに作られた言葉だ。貴方に悩みは似合わない。悲しみは似合わない。それは意外と、辛い役割かもしれない。だが、それでも笑うのが貴方だ。 89：冬珊瑚（ふゆさんご） 「神秘的」 貴方の全てが神秘的。誰も貴方の本質を見つけられない。風貌からすら近寄りがたさを感じるだろう。もしかすると、貴方自身も自分を見失っているのかもしれない。だからこその魅力なのかもしれないが。 69：ロベリア 「いつも愛らしい」「謙遜」「人目につく」「悪意」 貴方がそこに居るだけで、周りが貴方を認めるだろう。かわいらしさの中に確かな知性を。思慮の奥に小さな毒牙を。一筋縄ではいかない人。それも含めて貴方の魅力。 【通過シナリオ】 ・『サイレン清掃会社』：SAN値-16,言いくるめ+20,芸術(清掃)+6,クトゥルフ神話技能+13 ・『忘却のゴミヶ原』：SAN値-2,聞き耳+4,医学+4 ・『銀蝋と怪盗団』：SAN値-9,歴史+11,値切り+8,投擲+12,跳躍+7,登攀+5,言いくるめ+4 ＜以下、『サイレン清掃会社』HO4秘匿情報有り＞ ・正体は「ノフ・ケー」 　額に高らかとした一本の角。四本の腕と深い雪を掻き分ける脚の六足たる、雪深い世界の奥側を住処にした強大な獣。 　「ノフ・ケー」の中でもかなり恵まれた体躯をしており、人間となった今でも、それらの特徴が体に現れている(SIZ18CON19)。また、毛並みと角がひどく美しく、光の加減によっては鮮やかな青色の宝石にも見えるほどであった。それが、人間としての瞳や髪に表れているよう。純粋に自身の好きな色でもある。吹き荒ぶ吹雪が収まった曇天、それが少しだけ避けて、覗くことがあった青い青い雪間の空と。その光と受けて、青と白のグラデーションが掛かったようになる雪が、好きだった。んだと思う。たぶん、きっと！ 　ただ、四本あった腕を人間としての二本に収縮したため、力加減が分からず、うまく筋肉の使い方が分かっていない。四つから二つに減るって難しいねぇ……。ただ、力が上手く使えない代わりに、SIZが大きい為、その大きさを用いて重たいものも持ち運びが出来る。よーいしょっ！ 　元の感覚的には神話生物、というよりも些か獣染みた思考が強い、かもしれない。人に縄張りを荒らされなければ特にこちらから何か害を仕掛ける気はあんまりない。あんまり。 　興味が無い訳ではないから、たまーに近づいて、驚かれて、攻撃されたらまあし返しちゃうから、壊れちゃってあらあら、とはなっていた。 　あと、縄張りとしていた場所の近辺は、どうやら人間にとっては特別な薬草が多く生えている場所であり、そこに侵入してくる人間から、その薬草を守ることが多かった。また、そんな薬草の傍で過ごしていた為に、薬学、毒物に関する知識もいつの間にか深まり、時折同種の存在たちの医者染みたこともしていた。 　同種や、近しい存在への仲間意識はもっており、慕ってくれる存在たちは大事にしている。仲間に何かあったら怒るし、仲間が起こした行動で何か害が生まれそうなのであれば助けもする。 ・山海経工業を去る際に言われた「おつかれさまでした」があんまり好きじゃない。でも記憶に残ってしまってて、なんだかいやだ。 　そこで過ごしていた記憶も殆ど残っていない為、『分からない』ことへの違和感が実は強く、元から深い知識欲がより煽られている現状である。分かることがあるならば知りたいし、知らないことがあるならば気になる。興味もある。 　思い出せたらいいなぁ、と思ってはいる。 　なんで辞めたかは分からないけど、人間もそうじゃないモノも、みーんな勝手だよねぇ。 　まあ、私も好きに生きるからいいけどさぁ。 ・ただ、とりあえず、現状「サイレン清掃会社」は居心地がいいから。 　郷に入っては郷に従え、っていう言葉も学んだ上に、いる人々も大変興味深いために、仕事の知識をがんばってつけながら、時々人間とノフケーの身体のギャップにもだもだしつつも、日々何とか頑張っている。 　肉体労働や細かい仕事に関しては、力加減を間違えてものをしょっちゅうぎゅむっと潰してはぺしょりと凹み。コンピューターは、たぶん、山海経工業で教えてもらったから問題無く操作出来るけれども、自分の手で文字で書く事務仕事は正直苦手。こまかい、ちっちゃいぃ…………字もあまり上手くは書けず、自分にしか読めないものになってしまうことが多いので、何とかかんとか練習中。たぶん今のところは、頭のいい人間が、自分にしか読めない字を書く、の形で誤魔化せているのだと思いたい。 　主な仕事はその本来の性質上特に問題はなく、ただ、手際はいいものの、掃除もまだちょっと練習中。時々変なミスをして首を傾げては助けて貰っている。細かいことをしなきゃいけないの、大変だけど、でも、お仕事だから。うん、がんばる。 ・体力は人並み以上であり、寒さも暑さも平気。だが、本能的に寒いところを好む。 　また、曇天の下にいることが多かった為に、実は眩すぎる光が少し苦手。まぶしい、となる。あと、炎もちょっとびくっとする。けど、最近はちょっとずつ綺麗だなぁって思えるようになってきて。だから、それを使って皆が時折喫っている、煙草が気になりつつある。なんか、薬草みたいな匂いがするし、簡易的な麻薬みたいとも聞いたし。そわ。 ・曇天の下、降り積もる雪によって何処までも白くなった世界は、とてもとても綺麗で過ごしやすくて。時折見える空の色とも、生き物の存在が最低限な静けさと相まって好きだけど。 　色が色だとわかんないくらいぐちゃぐちゃで、色んな生き物がいて、色んな思想と感情があって、そういった愉快な場所も、うん、楽しいね！ ・でもやっぱり、私、なんで覚えてないんだろう。気になるな、知りたいな、思い出したいな。────私は、"何"なんだろう？ ◯後遺症 ・【人間】 完全な人間として半神とは別れてしまう。＜アイデア＞ロールの情報なども今後は使えない。 ・契約用紙 リーダーが死んだ時、次のリーダーポジションの人間にサインを書かせ、願いを聞く契約書。 HO4：君は掘り出し物だ。 POT対抗が発生する毒物で人を殺すことに長けている殺し屋だ、後処理の掃除も手際が良い。 君は人間のようなモノである、邪神と呼ばれる人間とは違う存在であったが現在は人間として生きていける見た目、価値観、身体能力をしている。何故人間の姿でしか生きていけないのか覚えてはいない。 また、過去に君は「山海経工業」という組織に属していたが何かの理由で今の組織に移っている、何故やめたのかは記憶にない。 ただ最後に「おつかれさまでした」と言われたことは覚えている。 ▼技能ボーナス ・薬学+50 ・コンピューター+30 ・CON+3（超過可能） ▼個別推奨技能 ・アイデア 特記・君は〈アイデア〉に成功すれば相手の生物的弱点を即座に理解する事ができる、しかしそれが冒涜的対象であればSAN値-1d6される。これによる発狂はない。 ▼山海経工業について 神話的事象を孕んだ建造物や生き物を作成する組織で関係者は全員人間ではない。外の世界から生まれし者達と呼ばれており、世間に受け入れられない特徴を持っているからか人間相手の商談には悪意を持って仕事をすることもしばしばある危険な組織である。 しかし不思議と彼らの外見を思い出す事ができない。 ▼PC作成 普通の探索者作成ルールに沿って作成する、神話生物としてのボーナスは付かない。 参考にした神話生物の特性を持っているが力として使うことはできないといった解釈で大丈夫です。 PLは好きに神話生物を決められる、SAN値チェック最大で1d20までの神話生物を選択しKPにステータスや詳細を送る、わからない場合はKPに相談する事。SAN値チェックが入らない神話生物でも構わない。 ＜以下『サイレン清掃会社』ネタバレ有り＞ ＜Now loading......＞ ＜Now loading......＞ ＜Now loading......＞ ＜以下、ネタバレ＞ 君は逃げている。自分自身の記憶から逃げていた。 光に包まれた時、封じ込めてきた記憶がフラッシュバックした。 誰かが自分を土から掘り出している、目の前の人物は人の形を為してはいなかったが自分も同じように奇妙な姿であった事を思い出す。 そうだ、自分は全てにおいて人間ではなかった、自分を見つけ育ててくれたのは同じく外なるモノの「中島」という男だった。 君は人間に混じって生きていける素質があった、山海経工業にとって君は貴重な掘り出し物なのだ。 サイレン清掃に向かう際、自分を切り離し人間に仕立てた、自分は半身である、自分は半神である。 ウロボロスを監視し規約の傷物を見つけ出し刻印を押す事がゴミであると言い下すことが本当の仕事であった。 君は見つけられた 君は見られている 君は見捨てられた 君は見ると決めた 君は彼を見ている 目の前に怪物（自分）が居る、 （PLが設定していた値での、<SAN値チェック>をどうぞ。） 映像が流れてくる、奇妙な怪物達が自分の隣を何も気にせず通り過ぎて走馬灯のように消えて行く。これらが元同僚なのだろう。山海経工業に置いてきた自分もきっとそこに居る。 君は自分を認識し、世界の裏に潜む狂気を視認した。 ＜クトゥルフ神話＞ +10% 目の前の自分は何もせずジッとこちらを見ている、今なら彼らを捨ててアチラ側に戻れる 君はどうするだろうか？ もちろんPL全体で相談してもいい。 秘匿とはいえTRPGである。 ここでPCは＜このまま人間として生きる＞か＜全ての自分を受け入れる＞かを選択することができる。 -------- （以下、人間としての生を選択した場合のみ適用） 追加特記： 1 度だけ使 える即死の薬物を使用したナイフを手に入れる。 君はKP が「深夜の 2 時」と発言した時、 HO1 かリーダーのどちらかを殺害しなければならない。 その時「契約を違ったな？」と対象に発言し殺害する。どちらを殺害するかはPLに一任される。 -------- ◇補足情報 HO4は元々神話生物でしたが、人間と神話生物に分かれる事が出来る才能を持っていました。 その才能を利用してHO4はサイレン清掃に「人間」として規約違反を見張る存在として侵入しました。それはリーダーと山海経工業の契約上決まった事である為、リーダーはHO4の事もわかっていて受け入れています。

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