タグ： 沼男は誰だ？

27歳 小昏探偵事務所 所長。 人間好きの人間嫌い。 老若男女問わずヘラっとした笑顔で話しかけ、言葉巧みに情報収集をする。 一見軽薄そうに思えるが、探偵として生計を立て、従業員にそれなりの給料を支払える程度には信頼と実績もある。 1人で動いているときはしっかりしているが、事務所にいる間などはだらしないときもあり、椅子で爆睡していることもしばしば。 少々芝居じみた言葉遣いで素性は知れず、髪に隠れた右眼が見えることはない。 血の池事件については今のところ、興味がそそられる、自分の手で解決したいからという理由で調べている。 ーーーーー 望まぬ妊娠により子どもを腹に宿した母親は、自身の生活でさえ困窮している現状ではまともに育ててやれないと思い、生まれてすぐに、孤児院の前に｢小昏雨京｣と書かれた紙とともに我が子を置き、姿を消した。 しかし周りの人間に恵まれた雨京は、親切な職員や愉快な仲間たちに囲まれ、まるで大家族の一員のように愛されて育つ。 貧しくも楽しい日々が続いたある日、雨京が施設のなかでも特に親しくしていた友人たちと出かけていたときに事件は起こった。 刃物を所持した男が施設に侵入し、職員・子どもたちを刺し殺したのだ。 雨京たちが帰ってきたとき、犯人はまだ施設内にいた。異変を感じて通報し、様子を伺うために中に入ると、そこには血の海に倒れる家族たち、そして刃物を持った犯人が佇んでいた。 眼前に広がる凄惨な光景に、つい隣にいた友人が悲鳴をあげてしまう。すると犯人はこちらに気づく。職員でさえ抑えられなかった相手に子どもだけでかなうはずもなく、雨京たちも標的となった。 刺された右眼や腹部の痛みに蹲っていると、遠くからサイレンの音が聞こえてくる。 その場から逃げ出した犯人も、返り血に塗れていたからかすぐに確保された。そして雨京も搬送され一命を取り留めたが、生き残ったのはともに出かけていた友人たちのみだった。 暫くして犯人には死刑判決が下った。 しかし犯人のあっけない死は、被害者であり遺族である雨京たちにとっては喜ばしいものではなかった。 数年後、大人になった雨京たちは探偵事務所を立ち上げ、迷子の猫探しから、不倫捜査、不可解な事件まで、あらゆる事件に首を突っ込むようになる。 毎度のことで、警察にも情報提供者として暗黙の了解を得ている。 しかし、雨京は法の下でしか動けない警察を信用していない。 大きく報道された大量殺人事件ではあったが、生き残った被害者である雨京たちの名前は伏せられており、そのことを知る者は警察内でさえほとんどいない。 ｢被害者が望めば報復を手伝う｣ これは、小昏探偵事務所の隠れた規則の一つである。 ーーーーー 職業ポイントは私立探偵+ジャーナリストから 興味ポイント 振り分け理由 ｢回避｣｢キック｣｢こぶし(パンチ)｣｢投擲｣：犯人と対峙したときに負けないように、多少の心得はあるよ ｢隠れる｣：探偵の基本ではあるけど、目立つからいつもは仲間に任せているよ ｢精神分析｣：依頼主の気が動転していることもあるよね ｢オカルト｣：友人が変なオカルトに心酔してるからどうにかしてくれ、なんて依頼もくるのさ ーーーーー CoC「沼男は誰だ？」 ロスト 【HO3】 あなたは「⾎の池事件」という未解決の怪事件に強く執着している。（職業は刑事や探偵など） ★血の池事件 概要 おおよそ3ヵ月ほど前から、街の中で突然血だまりが出来るという話。 その血液量は明らかに致死量だが、遺体が全く上がってもこないし目撃情報も無い。 血は作り物等ではなく、本物の血であることが確認されている。 この事件が起きる頻度はだんだんと増加傾向にあり、しかし被害者は上がらない為警察も困っている。 被害者のいない血だまり事件というわけである。

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