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夏目　栞（なつめ　しおり） 探偵助手兼男娼。18歳。175cm。65kg。 誕生日は7月4日（「な」つめ「し」おり） 現在でも、差別をされている部落の出身。部落の風習で首から肩にかけて大きな刺青があり、それは生まれて すぐに付けられたものである。 部落は、とても荒れ果てた町で齢5歳になる頃に両親に捨てられてホームレスになった。 ゴミを漁って、食べ物を探したり、ホームレスの仲間に知恵を貰いながら、必死に生きた。 しかし、ホームレス生活を6年程続けていく中で、ホームレスとして金のない生活をする事に限界を感じ、自分でも出来る仕事がないかと探す事にした。 しかし、11歳という年齢と自身の体にある「部落の出身」を示す刺青のせいで、まともな仕事はほとんど出来なかった。結局、その時たまたま人手不足だった風俗店に運良く働ける事になり、男女問わずに相手をする男娼になった。 初めは、部落の出身である栞を指名する人間はほとんどいなかったが、「むしろ、部落の出だから、好き勝手に遊んでいいんだな」と考える大人やペドフィリアな人間などは、栞を贔屓にした。 逃げ出したい気持ちや心底気持ちの悪い思いも沢山してきたが（自分の働ける場はここしかないのだ）と言い聞かせて、風俗店で働き続けた。 女性客より、圧倒的に男性客が多い。その理由として、夏目とまぐわったとして「もし、部落の子でも出来たら、たまったものではない」と考える女性が多いため。 齢11歳から性風俗で働き、男性の相手をするうちに彼の中の性的対象は「男性」になり、女性にはあまり魅力を感じなくなった。夏目が自分を「ゲイ」だとなんの気なしに自覚したのは、13歳の冬だった。 15歳になる頃、性風俗ではかなりの古株になっていて、固定客もそれなりにいる男娼になっていた。指名を取れるために、それなりに稼いでいる。 だが、ある日新規の客に酷く入れ込まれ、ストーカーのような行為を続けられた。 夏目を指名出来ないようにすれば、店の前で騒ぎ出すという、とても迷惑な客だった。 対処に困った店長は「すまんが、しばらくの間、店に出勤するな」となり、しばらくの間、夏目の仕事が突然無くなった。 「店で寝泊りされたら、客は店の前に居るから、適当なホテルに泊まれ」と言われる。 所詮、厄介払いである。 ホテルに泊まる金が惜しく、しかし、あまり外をうろちょろしていてはストーカー客に捕まりかねないとなったところで、本郷と出会い、彼の探偵事務所に招かねる。 ちなみに、探偵事務所はほとんど客が来ず、探偵が請け負わない様な雑用の仕事も引き受けるため、「何でも屋さん」なんて呼ばれている、有名なところである。 そこから、なんやかんやあり風俗店で働けない間、「探偵事務所で働かせてくれ」と頼み込み、探偵事務所兼本郷の自宅の雑用や家事、依頼内容のサポート（助手的な仕事）をこなす様になる。ついでに、寝泊りもさせてもらえる様になった。 ストーカーの騒動が収まってからも、風俗店よりふわふわなソファで寝れるし、金を貰って好きな飯は食べられるし、と考えて、風俗店に出勤しつつも探偵事務所でも働いている。 探偵事務所の給料は驚くほど少ない。 初めに本郷と出会った時、夏目の刺青を見ても、なんら反応をしない本郷に対して「あんた、俺が部落の出なのに、嫌じゃねーの？」と聞くと「そういう事には興味がない。」と言われて、初めて自分を「部落の人間だから」と差別しない人間に出会い、彼に好感を持った。 そこからも、なにかと関わるうちに本郷に淡い「恋心」を抱き始めた。だが、夏目自身は自分が部落の出である事から、本郷にこの気持ちを伝えるつもりも、伝わって欲しいとも思っていない。 ・本郷は食事を疎かにして、本を読みふける癖があるため、自宅の家具が少なく、冷蔵庫にも大したものが入っていなかったので、夏目は食費とした預かった金で、炊飯器を買ったり、食品を買い揃えたりした。 ・本郷は豆を挽いたコーヒーを好むが、彼はどうやら「香り」を楽しんでいて、そこまで味に煩くないと分かってからは、探偵事務所の仕事が少ない時などはインスタントコーヒーに変えている。気づかれたことはない。 ・本郷は煙草が嫌いなので、風俗の仕事から帰ったときはファブリーズを必ず服にかける。 好感度「低」 「あんたって、俺のタイプじゃねぇんだよなァ」 「誰が猿だ、ゴラァ！！！！」 「俺とヤってみる？高いよ？」 「はぁ…売れねぇ何でも屋とか言われる探偵事務所って心底だせぇ」 「なんで、力仕事は全部俺なんだよ！？あんたも手伝え！！」 「おい、本の虫。あんた何食べてんの？もやしだけ？ ……パンの耳…貰ってきたけど食うか？」 「この刺青は俺の言葉より、雄弁に部落の俺を伝えちまう」 好感度「中」 「先生は本当に本読んでっと何も聞いちゃーいねぇな…やーい、ヒョロガリ〜って、いって！！」 「依頼内容とか興味ねぇな…先生、俺は何やったらいいんだ？」 「コーヒー淹れたぞ。ああ？水じゃねぇよ。しばくぞ」 好感度「高」 「…先生ってさ、俺のタイプじゃねぇんだよな」 「飯、美味いか？そら、何よりだ」 「先生がやりてぇなら、サポートするぜ。助手だからな」 「先生はさ……いや、なんでもねぇ」 ーー【通過シナリオバレあり】ーー 2020/09/28.29 同居人 【ロスト】 2020/12/10 花弁舞い散る園の中で 【救済復活】 2020/01/28 なつとうみとくりぃむそぉだ KPC 生還 2020/02/25 僅差平行のヴェルダンディ KPC 生還 2021/03/09 親愛なる101 生還 2021/03/17 相食むる豚　生還 【後遺症有】 2021/06/10 星を喰む KPC 生還 2921/07/19 久遠の呼び声 KPC 生還 2021/10/02 音無の花 生還【後遺症有】 2021/10/20 コレクション 生還 出会った少女の名前は「かすみ」。 【後遺症】 後遺症：「悪食行為」 探索者はあれから1ヶ月間味覚に障害が残る。 何を食べても美味しいのだ。虫や髪の毛、 普段食さない小動物までも。 そして特にタブーだとわかっていても人肉というものにしばらく惹かれてしまう。 隣人、家族、友人、全員がうまそうに見えて仕方がないのだ。一体どんな味がするのか想像しただけでよだれが溢れることだろう。異様な食材も口へ運ぶことに戸惑いや躊躇が薄れてしまう。 後遺症『悪食行為』 普段の生活の中で悪食をするかしないかはPLの判断で良い。ただ、魅力的に感じてしまうのだ。 期間終了 後遺症:＊合歓の花は貴方の体に咲き誇る いわゆる”カントボーイ”の状態。 性器のみ女性化。ただし、他は男性の体のまま。 今回に関しては一応、生殖機能はないものと仮定。 こちらも体の臍から太ももまでのどこかに小さな合歓の白い刺青が残る。 腰でも、太ももの付け根でもあるいは下腹部でも場所は自由とし、 永遠に消えないものとしてもいいし、いずれ消えるとしても良い。 これも性的な興奮を覚えると紅に染まる性質を持つ。 【アーティファクト一覧】 AF「銀色のナイフ」（『花弁舞い散る園の中で』にて） 所持している間、ショックロールに+10％の補正が付く。生きて帰るために愛する人を殺した勇気、決断、その時の気持ちを本人が覚えているからだ。 また死ぬわけにはいかない。その気持ちを強く持つことになる。 AF「星の小瓶」 小瓶の中の星を喰べることで、生成の際に 消費したSAN 値の分だけ回復することができる。 (星は1つだけなので、SAN値を分割して回復させることはできないものとする) 小瓶は本郷から貰ったもの。黒い星。SAN24が込められている。 AF｢小さな小瓶｣1回だけSAN値を1d5回復することができる

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