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○口調 「俺」「〜だ」 ぶっきらぼうな口調、どもり気味 ○性格 　卑屈で後ろ向きだが、心優しい性格。正義感は持ち合わせている。心優しく、繊細。 　表情が乏しく無表情だが、感情の振り幅は大きく、傷つきやすい。 　最近笑顔をよく見せるようになった。 　特に顔を見られることが苦手。自分の好きな魚の被り物を被り、独特な出立ちで学校内にいる。行事の度に被り物の種類が変わっているとの噂。（校長先生からは許可を得ている） 　魚の被り物の口から覗く視線は冷たく、生徒たちの間では「深淵を覗いてしまった」とまことしやかに囁かれている。 　自分でトンチキな格好をしているという自覚はあり、むしろわざとやっている。滅多に被り物を取らない理由は、「本当の自分を見られて失望されるくらいなら、紛い物の自分に失望される方がマシ」と卑屈なもの。 　現在、時々魚の被り物を外すことがあり、素顔を見せることに抵抗が少なくなってきた。生徒に褒められるとはにかむ。 　趣味は水族館巡り。小さい頃に両親に連れて行ってもらっていた。家で金魚の『シメサバ』を飼っている。 ○興味技能 ・組み付き……体術を少しかじっている。 ・聞き耳……他人が自分の悪口を言っているんじゃないかと常に思っている。 ・生物学……魚が好きでよく眺めている。 ↓以下、ソープスクール（HO1）のネタバレあり ↓ ↓ ○経歴 　中学生の時にいじめに遭い、それがトラウマになっている。 　大人しく友人の少なかったカジカは、ある女子から告白をされる。それを断ったことが原因でクラスから、元々浮きがちだった彼は孤立してしまい、次第にいじめへと発展した。 　初めは物を盗まれたり捨てられたりしていた。それは恐喝や暴行になり、時には自殺を強要されることもあった。クラスにカジカの味方はいなかった。両親に心配をかけたくなかったため、家で彼は学校でのことをひた隠しにした。 　そんな生活に耐えかねたカジカは、よく自分のことを気に掛けてくれていた男性教師へ相談をする。教師は真剣にカジカの話を聞き、頭を撫でてハグをした。この人は信じても良いのだと、カジカは思った。 　しかし、教師からのスキンシップは日に日に激しくなり、そのことに言及すると、教師はカジカを空き教室へ引っ張り込んだ。教師はカジカを激しく暴行し、尊厳を陵辱した。教師の目的は初めから体のみだった。 　彼の天性の容姿と大人しい性格も災いし、いじめや性的暴行を受け続ける、壮絶な学生生活を過ごすことになった。 　どこにも味方がいないそんな場所で、カジカは数年を過ごす。両親の計らいで引っ越したその後も、地獄の日々は記憶にしっかりと刻まれていた。 　高校や大学に進学しても友人ができることはなく、常に周囲から浮いた存在として扱われた。 　両親は後に息子の境遇を知り、過保護なほどに愛でるようになった。大人になった現在でも同居し、身の回りの世話を焼いている。カジカもまた、一人暮らしをする気は毛頭ない。 　世間一般的に、自分が優れた容姿であることは理解していた。しかし自分の容姿に良い感情はなく、次第にマスクで顔を隠すようになり、大人になった現在でも顔を隠している。マスクに魚を選んだのは、単純に好きであるため。家にはゴリラやHIKAK○Nの被り物もあるが、両親に「やめておけ」と言われたので、今のところ出番はない。 （被り物は自分の心を守るバリケードのようなもの。被り物をしていると心に余裕が生まれ、大人として取り繕うことができるが、素顔だと口下手になり、上手く人と話せなくなる。） 現在は被り物を外して人と話すことができるようになった。 ○学校 　憧れの両親と同じく、教師の道を選んだ。また、自分のような犠牲者を出さないため、自分の時のような無能な教師に憎しみを持ったため、という理由もあった。国語は得意科目。 　自殺した生徒に対しては、罪悪感を強く感じている。いじめはなかったはず、いや、自分が見ていない所であったのかもしれない。彼女を救うことができなかった後悔の念が強い。 　過去の自分に重ねて同情していた。自分がもっと勇気を出して踏み込んでいれば、どうにかなったのかもしれない、と思っている。 　いじめについて心から憎み、いじめっ子や見て見ぬふりをする人々への怒りを抱えている。しかしそれと同時に大きなトラウマも抱えており、恐怖の感情を感じている。 ○後遺症 イゴーロナクの後遺症 悪徳の一面 →以前より魚への執着が増し、金魚のみならず色々な魚を育てている。 ○不定の狂気

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