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──────────────────────────────────────── ◯國人のこと 口下手で人付き合いがあまり上手くない那岐に積極的に接してくれた人。 今思えばよくある宗教勧誘の手口だったのかもしれないし、本当にただ純粋な好意を向けてくれていたのかもしれない。 今となっては真実を知るすべもない。 きっかけはどうあれ、あまり他人に心を開かなかった那岐がずっと傍にいてほしい人物だと思えたことは事実だった。 彼は那岐の欲しい言葉をかけてくれたり、行きたい場所へ連れて行ってくれたりと、常に気遣ってくれていた。 自分も彼に何か返したいと思い、彼の興味ありそうなものを一緒に調べたり、話を聞く機会を増やしていった。 オカルトめいた知識が増えたのはそれが原因かもしれない。 そこまでのめり込むほど興味は持てなかったが、國人がそれを語る時の楽しそうな表情を見るのが好きだったため、その時間も悪くはないと思っていた。 ◯WSSのこと 出身校はよくある普通の進学校。成績はそこそこで、運動神経もよかった。 将来のことはぼんやりとしか考えていなかったが、國人に誘われ、共にWSSの門扉を叩くことになる。 全人類の思想統一、単語だけ聞くと大仰だが、この世に神というものが実在し、しかも意思をコントロールできると言われると、少なからず興味が湧いた。 けれどそれより何より、恋人である國人が依代に進んで名乗り出た事には、自分より研究のほうが大事なのかと少なからずショックを覚えていた。 それでも彼が自分を信じて依代役を買って出てくれたことや、その後の未来を頼まれたことから説き伏せられ、那岐は承諾するしかなかった。 ◯禍津様のこと 儀式が成功し、依代に招来した神様は、國人とは別物で彼の記憶は一切残っていないと言った。 分かってはいたものの、全くの別人として接するのは難しく、姿形、名前を呼ぶ声、そして時折こちらへ向ける表情にはどうしても國人の面影を重ねてしまっていた。 那岐のしてほしいことなら何でもしてくれると仰る禍津様に、それならいっそ忘れさせてほしい、と体を慰めてもらうことを願うと その夜はひどい扱いは受けず、とても優しく扱われ、那岐の中では禍津様に対してより複雑な感情が膨らんでいく一方だった。 ◯今 第一に禍津様、第二にWSSのために生きている。 禍津様のため、彼の信者のため、暗室で祈りを捧げる行為にもすっかり慣れた。 11年という歳月はあまりにも長く、禍津國人という人物を上書きするには十分だった。 それでも時折「彼」を思い出してしまう日の夜は、禍津様に体の火照りを鎮めてもらっている。 ・メモ 國人とは高1から知り合い→高2からお付き合い 18で就職、当時から研究中だったシビュラ計画の基盤が出来上がったのが19の頃 そこで神降ろしの儀式をしてから11年→現在 元々同じくらいの背丈だったけど儀式で188cmまで成長したらしい。 國人とは体の関係はなかった。ピュア。禍津様とはどろどろしてる。 本来自分は國人とこうしたかったのかとたまに思い返しては自嘲している。 ・技能 研究職をするうえで身についたものを興味Pで取っています（神話もそうかもしれないけど入らなかった） 目星、聞き耳→静かな暗室にいることが多いため五感が慣れた 戦闘技能→神官として神の護身用に鍛えている 振り直し　APP：10→7→15 CON←→POW入れ替え 特徴表 3-4:戦士　近接武器の初期値が50 1-8:幸運のお守り　身につけているとPOW+1　禍津様に貰った小さい鐘の付いた帯紐　普段は鳴らない 時計（トキエ）→時枝　名前は禍津に関連するもの＝伊邪那岐より 誕生花：トケイソウ 花言葉：信仰・信念・聖なる愛 誕生日：6/27 ──────────────────────────────────────── ○呪文 ///治癒の呪文/// コストはMP６。使用すれば即時に2d6の回復効果を得ることが出来る。

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