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●フレーバー花 52 都忘れ（みやこわすれ） 「しばしの憩い」「別れ」「短い恋」 貴方の存在は少しの間、現状を忘れさせてくれるだろう。しかしだからこそ、現実に呼び戻すのも貴方。どうかくじけないで。貴方が負けると現実という見えないなにかに皆が負けてしまうだろう。 90 浜木綿（はまゆう） 「どこか遠くへ」「汚れがない」 どこか遠くを見ている。ここじゃないどこかへ行きたいといつだって考えている。それは願望となり、目標となるだろう。さあ、準備はいつだって出来ている。あとは一歩踏み出すだけだ。そう思いながら、今日が来た。 69 ロベリア 「いつも愛らしい」「謙遜」「人目につく」「悪意」 貴方がそこに居るだけで、周りが貴方を認めるだろう。かわいらしさの中に確かな知性を。思慮の奥に小さな毒牙を。一筋縄ではいかない人。それも含めて貴方の魅力。 ●経歴表 ６１～７０　遠方に住む友人がいる 63 ８１～９０　身近な人を失っている 89 ７１～８０　革新：世界に新しいアイディアを提供する 71 ●特徴表 ●性格等 物静かで朗らかな男性。 鳥の絵を中心に制作をしており、「資料作りのため」と称してバードウォッチングや写真撮影も趣味としている。 否定や心ない暴言の言葉は聞いていても口にしても辛いため、好まない。 静なるテロリスタ　-「美術家」　秘匿情報バレ有 あなたは著名な美術家だ。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 秘匿情報 　あなたはかつて世間から認められず孤立した美術家として暮らしていた。当時、路上で作品を売りに出したり、自ら売り込みに行ったりしていたが、ほとんど評価されることはなく困窮した日々を送っていた。 　あなたや作品に対する誹謗中傷、またはそんな現状に気遣われてかけられたあやふやな言葉、その数々があなたを傷つけた。 　しかし、あなたの人生はとある男と出会ったことで一変する。すべてはあの日からはじまった。個別導入はここからはじまる。 個別導入では、なぜPCがエテルノ美術館へ向かうことになったのか、その動機や目的が説明されています。また、個別導入での内容は、本編が開始されるまでKPと該当HO以外のPCには秘匿するようにしてください。 探索者設定 ・生まれも育ちも自由に決定してもよい。ただし、個別導入時では日本を拠点に活動していること。 ・個別導入時での年齢は十代前半から二十代前半が好ましい。本編はその十五年後のことである。 ・職業は芸術家を選択する。 ・どの分野を専門とする美術家なのかを自由に決定すること。ただし、制作する作品は路上販売を行っても違和感のないものが好ましい。（絵画、彫刻など） ・個別導入時に売りに出す作品のタイトルや描写、理念などがあれば自由に設定すること。 ・理由はどのようなものであれ、当時、著名な美術家になることを志していた。 ・個別導入でのキャラクターシートは、個別導入時での年齢で制作したものを使用すること。 推奨技能 <芸術：○○(任意の芸術技能)> ●秘匿込みの設定 15歳。中学3年生。独学でこっそり絵画の勉強をしながら暮らしている。所属部は美術部。 幼い時に実の両親が事故で他界しており、父親の弟夫婦が引き取ってはいるものの、ほぼほぼ祖母宅に預けられていた。学びに対する金銭援助のみ受けている状態。 バイトもできず、画材も足りない。とてもではないが絵は描き続けられないだろうこの先になんとなくほの暗い気持ちを抱いているが、それでもやめたくない一心で、画材を買うために、道端でスケッチブックに描いた絵を売ったり、自分の生活費を切り詰めて、キャンバスや絵の具をちょっとずつ買ったりしている。 そんなことをしているので、学校での扱いはいわゆる『変わり者』。学校での疎外感は否めない。 それについて、本人は無関心を貫いて気にしないようにしているが、大切にしている画材を隠されたり破られたりすることが最近は増えた。気持ち的には大分辛い。 鳥の絵を中心に描いているきっかけは、昔、猫に襲われたらしい雀を保護して面倒を見てあげた経験から。 無事に空高く飛んでいったあの鳥が、とても眩しくて、美しくて。時を止めることなんてできないけれど、躍動感溢れるあの一瞬を、想像して描くことが、ただただ楽しかった。 それと同時に。多分、鳥に憧れた。鳥になりたかった。 あんな風に、怪我をしても、生きることを諦めないで、自由に飛べる強さが欲しかった。 絵に対する愛着は深く、没になった絵、古く、手放さなければならなくなった絵、習作等を処分するときも、きちんとひとつひとつ確認してから自分の手で燃やせるものは燃やしている。

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