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C国の参謀総長 アグリオス・J・ロハネ イレミア連邦共和国（通称：“角の国家“） （平穏なる連邦共和国） 「嗚呼、鹿よ 鹿よ！我に祝福を与えたまえ！ この祈りは逃避のためのものではない、怠慢な安寧を求めるものでもない！ 猛獣に打ち勝つ武器への口付けだ！」 国一つひとつそれぞれが広大な自然を持ち、国の象徴として鹿が用いられる。 国民は少数狩猟民族尚且つ自然信仰宗教で構成されている珍しい国である。 それぞれが独自文化を強く持つ宗教国家であるが、今まで内乱が起きずに済んだのは各部族の総意として「人が血を流すことを恐怖している」からである。 ロハネは幼少期から国として非常に臆病な性質を持つイレミアを許せなかった。 現に他国からも実質ガラパゴス化している国として相手にされず、人口が致命的に減少しつつあった。その為参謀総長として名乗り上げ、イレミアを「連邦共和国」としてカテゴライズし名乗り上げ、「平穏で豊かな自然国家への移民政策」を提唱した。 しかし内情はイレミアという国を「戦争のできる国」へ体制を整える手段の一つでしかなく、実態は他国の戦争を煽り自国に集団疎開させ、文化や技術そして「血」を混ぜてより強い遺伝子が生まれる国家へと「品種改良」を試みていたのだ。 「角を持つものがその象徴のみにかまけ、国家として臆病に怠慢にあり続けた国という存在がどれほど忌々しいものか、お前たちにはきっと分からんのだろうな」 イレミアという国は確かに豊かになった。 国外の技術や文化が流通し、人口も確かに増えた。 しかし、この国を血と銃弾と炎で黒く汚したロハネという男を“純血の“イレミア国民が許すことはないだろう。 「俺がようやくミレニアを「人間の国」にしてやったというのにその恩義さえ捨ててしまうとは！あと何年でアイツらが畜生の群れに成り果てるか見物だな！好きに喰らうといい！」 「…おっと、お前達はその末路を見届けられないんだったな？実に残念だ！」 【加工された時の時計】 『時の時計』を小型化・軽量化したイス人の発明品。 見た目は赤い宝石が散りばめられた銀色の勲章。 本来の”時の時計”は使用するための手順が存在するが、本勲章はイス人の手により加工され、「針を行きた い時代へ合わせ、MP5を消費する」と「所有者を望んだ時代へ肉体ごと転移させる」アーティファクトと変 化している。

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