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　源氏組の若頭。 天現寺覚の実兄。また組に養子として預けられた送屋宮乃とは義兄のような関係にある。 　性格は基本的に穏やかだが、非常に冷徹で合理主義。常に組織の最善を選択する優秀な若頭としてその地位を確固たるものにしている。後述の抗争からその傾向はさらに強くなったようで、先代を超える人情味の薄さであると専らの評判。しかし先代から続く様々な業や犠牲の上に成り立っているのが自分と組織であるということを誰よりも理解しているため、それらを全て背負うことを心に決め沈黙する人でもある。そこから時折零れ落ちる憂いを知るのは弟や幼馴染たちのみである。 　顔と右上半身にに負った大きな火傷痕、後天性色素欠乏症により右だけ白く濁った目が特徴。背には弟と一対となる竜胆と獅子の彫り物がある。 現在の地位は過去に起きた源氏組内部の抗争を経へ手に入れたもの。兄満を中心とする革新派閥と、弟覚を中心とする保守派閥とが対立して起きた抗争である。火傷はそのときの傷跡。結果として満派が勝利を獲得したが、組織を巻き込んだ争いとは言え血を分けた兄弟で血肉を食い合うような争いであったために兄弟の心の奥底に残した傷跡はけして浅いものではない。 現在は弟は以前と変わらず兄を尊敬し慕う優秀な右腕としてその手腕を振るっているが、敗者の烙印として兄と対であった背中の大蛇と竜胆の彫り物を焼き潰されている。 　天現寺の血を繋ぐため娶った妻がおり、満の子を身ごもっている。現在4か月。しかし満自身夫婦らしい愛情を持てずにおり、組織のために必要な仕事のひとつとしてしか考えていない（考えられない）節がある。 　幼馴染の送屋、藤田とは少年時代からの仲で、多くの時間を一緒に過ごしていたため、現在でも集まると当時の空気がふとよみがえることがある。藤田の孤児院への金銭や物資の援助などを組織として行っているが兄弟というものへの個人的な確執や、自分の立場、人相から子供を不用意に怖がらせるのではないかと思っており自分から進んで足を踏み入れることは稀で、主に弟を使いとして出している。 幼馴染そろって甘いものが好きで時々一緒に甘いものを食べに出かける。（顔の傷のため満は帽子を着用して出かける。） 呪文： ・「邪眼」…10MPと1d4の正気度喪失。犠牲者に悪運をもたらす。対象の幸運1/2、DEX成功値1/2、銃を撃つと75%以上の数値を出すたびにジャム、≪召喚・従属≫の呪文の成功値1/2。 AF ： ・大切な人を象った人形AF: 相手を大切に想うあなたの楽園の欠片。壊さない限り、あなたのことを守ってくれる。 致死量のダメージを受けた時、そのダメージを半分にする。 尚、効果を使うと砕けてしまう。しかし、粉々になるわけではなく、大きく砕けるだけなので修復可能。 楽園は、そこにあるだけで幸せの象徴である故に。

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