タグ： せーんのだぶくろ

メリッサの誕生日　12月4日 欲望:他者に愛(しょうにん)されたい 「コードウェルおじちゃんにえいこーを！」 　遺産"栄光と勝利の槍"と融合している魔法幼女。 　金髪でこの名前だが実際のところ日本人。ただ、親によって名付けられておらず、この名前は出会った時にコードウェル博士によって名付けられる。 　親しい者からはメリーの愛称で呼ばれている。 　活発で人懐っこい。FHであるものの、仲間を労わり大切にするタイプで、そのがどれだけ極悪人であろうとも変わらない。それでも、第一使徒に恥のない戦闘能力と意志を持っており、短い生涯の中で数多の屍を築いている。 　幼少期から両親から育児放棄と軽度の虐待を受けていた経験があり、外の世界に出ることを禁じられ日常的に暴力を振るわれるようになり、そんな日々によってその出生と存在を生みの親から否定され続けていた。 　それ故にその日、彼女の前に現れた老紳士の手はあまりにも神々しく君の力が必要だ、というその甘い言葉を拒むことなどできなかった。 　 　アルフレッド・J・コードウェルに出会ったその日、彼女はもう一つの出会いを経験する。それは一本の長槍で、それと彩が相対した時、槍は彼女を主と認めたようにその全身を彼女に擦り寄せてきた。彼女もまた、その槍を拒むことなく全身で受け止める。 　彼女は自身よりも数段大きいはずのその槍を自らの肉体のように軽々と扱うことができるようになる。これが、栄光と勝利の槍と彼女が契約が交わした瞬間である。 　それ以降は彼女がこの槍の所有者となり、普段から携帯するようになった。契約から日が経った頃に、コードウェル博士がこの槍をタイプBeeと呼んでいたことから、槍に対してビーちゃんという名で呼ぶようになった。 　槍と彼女は、それから多くの戦場を共に歩んでいく。戦場を超える度に、肉体と精神が槍と一体になっていった。実際に、戦場を超えるにつれ彼女たちは力を付けていった。 　そうして、10歳という幼さで彼女たちは第一使徒の戦列に並ぶまでに至る。 　欲望は人に愛されること。生まれと存在を実の両親に否定され続けた彼女は、他者からの承認を望む。 　彼女の存在を認めてくれた存在を初めて認めたのはアルフレッド・J・コードウェル。彼の言葉の一言一言は存在を認めれられることなく生きていた彼女に、強い忠誠心と慕情の念を抱かせるには容易いことだった。 　栄光と勝利の槍も同様、彼女を主と認め契約したことで彼女はこの槍に対してもコードウェル博士と同様の感情を抱くようになる。その存在の全てを槍に捧げ、槍の持つ本来の力を超越した力を生み出すに至っている。 　 　ただ、実際の所彼女は承認されたいと言っても、それを強要するわけではない。否定されれば存在すらも憎悪するほどの強烈な殺意を見出すが、それはその存在を生かしておけないが為のものであり承認するわけでもしないわけでもない相手(赤の他人)に対しては何の感情を抱くこともない。承認する相手に対しては強い親愛の念を抱き、自分を犠牲にするような献身までも笑顔でやるだろう。 　彼女の欲望は本質的には「承認されていたい」というだけであり、承認されたいわけではないし、愛されたいわけでもない。彼女にとっての承認とは、初めて彼女を承認したコードウェル博士が送った、愛し子という言葉に起因し、愛＝承認という認識を持っている。 　彼女は存在を否定され続けていたから、存在を否定されない、承認されている現状を心の底から望んでいるのだ。 　もし彼女が、この世界がそんな単純なもので出来ていないことを知ったなら？　きっと彼女は自分自身の本当の欲望を知ることになるだろう。自分が承認され続ける、世界を作るという、そういう欲望を。 　 　彼女は自分を承認してくれる相手にどこまでも献身的で強い愛情を抱くようになる。彼らが望むことならどんなことでもする。如何に人道を外れるようなものであろうとも。 　逆に、自分を承認しない対象に対して抱くのは殺意のみである。自分を承認しない、愛さない人間はきっと自分を傷つける。なら、そんな人間は自分の周りにはいらない。あの人たちと同じように串刺しにしてやろう。 　因みに、彼女は何だって言うことを聞くがちゃんと優先順位は意識している。もし、アルフレッド・J・コードウェルを殺せと言われたのなら、申し訳なさそうにそれを拒む。おじちゃんは彼女がこの世界で最も信愛している存在であるから、そんなことはできない。彼女の中の序列はアルフレッド・J・コードウェル＞栄光と勝利の槍＞＞＞使徒の同僚＞その他。不変ではない為、今後によって変わってきそうだがコードウェル博士と槍より上の順位に行くことは多分ない。 能力(槍の) 　栄光と勝利の槍と彼女が半ば融合している為、槍の力が幾らか強化されている。本来の威力よりも高く、まるで戦闘ヘリのような飛行能力と装甲を得ている。また、彼女の意思によって槍周囲にチェーンガンが出現させそれを用いて対象を射撃することもできる。 　お伽噺に出てくる魔法使いのように槍に跨り空を翔び回ることができ、この飛行能力を活用し縦横無尽に戦場を掻きまわす。 　また、槍だけでなくメリッサ本人の肉体も強化されており、並のオーヴァードよりも頑丈に出来ているその為、槍の移動速度を音速まで高めて突っ込んっでいっても殆ど無傷で済む。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ