タグ： 海も枯れるまで

Mary・Morgan（ マリー・モーガン ） 女性　26歳　聖職者（ 狂信者？ ） 「 Mary 」▶ 苦い、最愛の、反抗的な、海の、望まれた子供 「 Morgan 」▶ ウェールズで使われていた海で生まれたを意味する下の名前が、姓名どちらでも使われるようになった英名です ●性格 熱心な宗教家。愛称は「マリー」。イエス・キリストを深く信仰しており、聖書を暗記していたり、毎朝のミサを欠かさない。 人当たりが良く、優しく、穏やかな性格。とても綺麗な見た目をしており、周りからも好かれている。子供と遊ぶのが好き。修道院（ 教会 ）に住んでおり、神父と数人の修道女と暮らしている。 が、その半数以上がいい加減な信者であり、現在住んでいる場所を「居心地が悪い」と感じている。 本人はあまり快く思っていないのだが、容姿が美しい為に、変な輩に絡まれることが多い。名前を教えると「マリモちゃんじゃん！」とあだ名を付けられたことがある。 ●何故死にたいの？ 「自分が人間であることに深く絶望しているから」です。神は私達のことを慈悲深く見守ってくださっているのに、私達人間はどうしてこんなに愚かなんでしょうか。 自身の欲望を抑えることを知らず、他人を利用することを躊躇わず、そして神を無下にしている。都合いい時にだけ神を信じ、思い通りにならなければ、それを神のせいにする。 そういった人間達が嫌いで仕方がないのに、そんな自分も愚かな人間のひとりであることに耐えられません。ですから、神の元へ行きたいのです。ええ、そう、死にたいのです。 死は救済であると、私は考えます。 少なくとも、今の私にはそう思えます。 ●実は 人に優しいのは「完璧な人間でいないと神の元へ行けないかもしれない」という強迫観念が少しあったりする。 ああ、神様！ あなたの教えを守ります、人に優しくします！ですから、どうか、どうか私を、天国へ、あなたのもとへ、連れて行ってください！ マリーはいつも、あなたのことを想っています。 ●余談 神父とは定期的に同じ部屋で眠る、いわゆる肉体関係にある。これが神の意向らしい。そうなんでしょうか？そんなわけないでしょう。そう思ってはいるが、「人に優しく」をモットーとしているため、抵抗しようとしない。それを神父は都合良く思っているため、行為も終わらない。 同じ修道院で暮らしていた数少ない友人（当時、少なくともマリーはそう思っていた）に「人間が嫌い」「自分が人間であることに耐えられないため、自殺したいと考えている」と伝えたところ、「気味が悪い」と言われ、そのことを修道院全体に広められた。 友人だと思っていた彼女にそう言われたことはとても悲しいし、修道院全体から非難されたことも悲しかった。孤独で、疎外感から逃げられない日々に、うんざりしている。 どうして私だけが異常なのか？私がおかしいのか…？その時の傷が今も癒えず、現在進行形で人間不信。 実際、「人間が嫌いだから死ぬ」というよりは「生きているのが嫌」「死んだ方が楽」という、とても人間らしい気持ちから死を望んでいるのかもしれない。 死ねないのではなく、彼女の強い悪運のせいで死ねていない。

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