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クリオス・カイヤナイト・ブルー・アクアリオス(36) 36歳という歳でありながら未だ衰えぬ美しさを身に纏う探偵。 普段あまり口数が多い方では無いのだが、ただ単純に世間話等をする事が得意ではないだけで全く喋らない性格という訳でもない。 笑う事が得意ではなく、常に無表情な為周りから冷たい人と見られがちではあるが、困っている人を見捨てておけないだけの優しさは持っている。 が、しかし、1度不必要と割り切った物に対してはその限りではなく、時には一切見向きもしなくなる迄に至ることも。その様な性格の為か、身の回りの物は常に必要最低限の物で揃えられているようだ。 幼少より本等を読む事を趣味としており、そういった1人の時間という物を好む傾向にある。 人と過ごすのが嫌いな訳では無いのだが、どうしても誰かと一緒に過ごしていると細かいことに目がいきがちで要らぬ心配をしてしまう為どうしても気疲れをしてしまうようだ。その為、誰も心配する必要がなく自分の事だけを考えられる1人という時間を邪魔されることにはストレスを感じ、そうした環境や人という物は毛嫌いしているらしい。 又、色んな本を読み漁っているうちに占いという物に興味を持ち、探偵業の傍らでそうした占いや占いに対する様々な人の感情や思考等について学ぶようになり、今では探偵業にも占いというものを活用するようになった。占いが当たっているのか、そうしたオカルト的な事象が本当に起こり得るのかについては半信半疑な所はあれど、使えるものは使っていくようにしているらしい。 「……………私はあまり、争い事の様な騒々しい物は好きでは無いのです。そうしたものは出来ることなら他を当たっていただきたい」 「失礼。そちらの方が何か仰りたそうにしていましたが、少し聞いて差し上げてはいかがでしょうか？」 「本を読むことは好きです。こうしていると、私は何も気にかけることなくゆっくりとした時間を過ごせますから」

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