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▶性格 典型的なクラスで目立ついじめ加害者。 悪びれる様子も無ければ、寧ろ今の状況に愉悦さえも抱いているかのような態度が目立つ。 流行りものが好きで、都会など今の自分の生活にないきらびやかな世界に憧れを抱いている。 いじめ加害者という点を抜いたら、本当にどこにでもいる小生意気な女子力高めの女生徒。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▶秘匿関連 優しく明るい少女。誰とでも仲良くなれるようなオーラを持ち、常に自信に満ち溢れたその態度は決して人を不快にさせるようなものではなかった。 しかし、この村の因習を知ってからは人が変わったように親友を虐め、誰から見ても最低な人間になってしまった。 そうするしか無かったのだ。 これは罪滅ぼしであり、エゴであり、自分に唯一残された希望だったのだから。 最低だと言われても、狂っていると言われても、可笑しいと言われても、自分は加害者であり続ける。 大好きな人達が幸せになるまで。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▶幼い頃 元より都会のような煌びやかな世界に憧れる少女ではあった。ませたような態度も多々目立ったが、根っこは田舎の子どもなので外遊びなども喜んでしていた。寧ろ、お転婆というより野蛮では？みたいな行為すらもしていた(スカートでの木登り、蛇の鷲掴み、危なかっしいイタズラなど) ガキ大将気質は昔からあったものの、元は優しい子どもだったので皆の中心に立ちやすい性格でもある。 親の仕事なども率先して手伝っていた。両親が好きだった。姉が好きだった。みんなが好きだった。はずなのに。 今では村の大人は誰も信頼ができない。恐ろしくて仕方がない。 この村の因習に気づき、記憶を思い出してからは年齢による反抗期、思春期という事にして親との距離を取っているところもある。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▶壱に対して 親友に対して行っているいじめは最早、エゴだという自覚はある。 しかし、それでも守りたいのだ。彼女の幸せと将来を。故に命に関わるようないじめや、性的ないじめは一切しない。 初めて出会った時からずっとこの子は私が守ってあげなくちゃいけないと思い続けていた。いつも自分の後ろで控えめに笑っていたあの子を、いつも自分と共に居てくれたあの子をあんな残酷な目には合わせない。 だからこそ、自分の思想や何もかも知らずに自分を恨んでくれていたらいい。 そして願わくばこんな村からさっさと逃げて、幸せに生きてくれたらいい。 そう願わずにはいられない。いられなかったのだ。 けれど、最近になって思考が揺らいでしまっている。そんな自分が嫌で嫌で仕方がない。 だけれど、確かにそこにあるのは親友に生きて欲しいという切実な願いなのだ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▶参に対して 自分が意志を固めて1人で戦うと決めてから唯一出来た理解者だった。つい手を伸ばしてしまいたくなる。つい縋ってしまいたくなる。 そんな弱い自分が嫌なのにそれさえも受け入れてくれる彼が愛おしくて仕方がない。 親友の為にやってきたいじめを含めた全て捨てる勇気はまだない。けれど今になって死ぬのが怖くなってしまった。自分が加害者であることが怖くなってしまった。 彼はこんな自分と共に居て本当に幸せなのだろうか。こんな最低な女と共に居たら彼にまで何か被害が及ぶのではないか、そんな心配だってある。 彼は周りから信頼される優等生だ。きっと彼は将来、今よりも素敵な人になるだろう。 その横にいるのは自分だろうか。 いや、生きていようが死のうがそんなのおこがましいのかもしれない。もっとふさわしい人がいるかもしれない。 けれど、せめて今だけは。今だけは。 ……願うならずっとこの先も。 そう、確かにそこにあるのは17歳の少女が抱いた純然たる恋心なのだ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▶伍に対して 彼女の幼馴染と知っているといえど、自分がいじめを初めてからやけに親友を庇うところを見て、そばに寄り添う所を見て少し羨ましいと思ってしまった。 いや、これを始めたのは自分だが彼のあの立ち位置に自分がいたかったと思わずにはいられない。 中途半端に正義を振りかざすならいっそこちらを殴ってきてくれればいいのに。全力で糾弾してくれたらいいのに。そしたらこちらも全力で悪役になれるのに。 そしたら、もしかしたらこの罪悪感は消えるかもしれない。自分が本当の悪役になれたら何も葛藤しなくて済むのかもしれない。 そんな理不尽な感情を抱えている。自分でもこれがただの嫉妬だと言うのはわかっている。 このまま全てが終われば自分は悪役、彼はヒーローになるのだろう。もう仕方がないのだ。 だからせめて、彼女を支えてあげて欲しい。自分が叩き潰す分、守ってあげて欲しいと我儘な感情すらも抱いていてしまった。 故に、確かにそこにあるのは小さな嫉妬と大きな我儘なのだ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▶思想 平穏な日常を望んでいた。当たり前のように生活をしていくものだと思っていた。 仲良しの親友と、その幼馴染と、愛する人と、そしてクラスのみんなと。 当たり前に過ごして皆各々大人になっていく。 自分は可能ならこの村から出て都会の大学にいって、知らない世界を見て、新しい生活をして。他のみんながどうするかは知らないけれど、定期的に連絡をとっては予定が合えば一緒に会って。将来は素敵な旦那さんと子どもに恵まれて、そんな普通の未来を、温かな夢を抱いていた。 今となってはそんなこと無理なのだが。 自分の手で壊した日常を、自分の手で無くした幸せを拾い上げるつもりは無い。 だからせめて、大好きな人達だけは幸せになって欲しい。それが我儘だと、エゴだと言われても構わない。 それなのにどうしてだろう。生きていたくて仕方がない自分がいる。 親友のそばにいたい、恋人のそばにいたい、友人のそばにいたい そう思うのは罪なのだろうか。 それでも、確かにそこにあるのは当たり前の日常を願っただけの少女の愛である。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▶その他 【職業技能】 ・クトゥルフ2015より 「農林業従事者」参考 職業P→STR×10＋EDU×10 両親が林業系の職及び農家である。幼い頃はその手伝いを良くしていた。故にその知識や技術がある。 ・変更点(推奨が……とれなく……って) 追跡→隠れる…イタズラなどが好きなお転婆な子どもだった。そのため良く大人から逃げ隠れしていた。 電気修理→目星…電気機器には村の作り上そこまで詳しくない。代わりに自然や人の移り変わりなど、様々な変化などに敏感で、そういったことを発見するのに秀でた子どもであった。 【イメソン】 ・ギャラリア/柊キライ https://youtu.be/zOmCdi_P954 ・ネオネオン/DECO*27 https://youtu.be/D7HH-3wkCJc 【名前由来】 優來 愛 優しさ、愛、來(きたす、まねく)、揺らぎ 【特徴表】 クトゥルフ2015より 2-7「俊敏」 回避の初期値DEX×5 6-7「急速な回復力」 耐久値の回復ロールの結果に＋1 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▶秘匿 **<表>** いじめの首謀者。クラスの中心的存在であり、誰も逆らうものはいない。 **<裏>** あなたとHO壱は元々親友だった。 しかし現在、あなたは彼女をいじめている。 それにはれっきとした理由がある。 あなたには10歳年の離れた姉がいた。7歳のときに姉は突然いなくなってしまった。 両親からは「姉は都会に嫁いだのだ」と聞かされていた。 し、あなたはそれを信じていた。 否、今思えば無理に信じようとしていたのかもしれない。 高校1年の秋になったばかりの頃、あなたは両親がこんな話をしているのを耳にしてしまった。 「あの娘が生贄になってからちょうど10年になるわね」 「そうだな。だが、あの娘は村の役に立てたんだ。学級会で一番悪い子は神の贄となり、この村の糧となる」 「ええ、そうね。あの娘がもし生きていたら、この村にとっての悪になっていたかもしれないものね。選ばれてよかったわ」 「ああ、そのおかげでこの村は平和だ。神様には感謝しなくちゃいけないな。うちの娘を娶ってくださって」 「今年の学級会もうちの子のクラスが対象になるんじゃないかって話よ。ほら、あのクラスだけ人数が多いから」 あなたはそれを聞いてすべてを思い出した。 あなたは姉がいなくなった十年前のあの日、彼女が神社の社へと入っていくのを見かけたのだ。 そして、あなたはその後を追って、神社の社の隙間から中を覗き込んだ。 そこであなたはとてつもなく恐ろしいものを目撃したのだ。 姉はそこにいた《ナニカ》に弄ばれ、犯され、もがれ、蹂躙されていた。 それは死ぬことよりも遥かに恐ろしく、最後に見た姉の顔は絶望に満ちていた。 そのとき響いていた姉の悲鳴と、夜の訪れを狂喜する虫の声が頭の奥から離れない。 あまりの恐怖にあなたはその場で気を失った。そして、次に目を覚ましたときにはもう夜の帳が降りていた。 あなたは呆然としたまま、家に帰り、こっぴどく両親から叱られた。 そう、このときにあなたは悍ましいあの記憶に蓋をしたのだ。 (SAN値を初期の値より-20、狂気は健忘症。現在狂気は解けている)``` ```あなたはそのことを思い出すことができた。思い出してしまった。 だから、あなたは、このことを親友であるHO壱に話そうと思った。 しかし、その矢先に例の事件が起こる。 HO壱の母親が父親を殺したという件の事件だ。 だが、あなたは知っている。父親を殺したのはおそらくHO壱自身だ。 あなたはその日、彼女の家を訪ねた。 そこで聞こえてきたのは、父親がもがき苦しんでいる声と、暴れるような音。 慌てて玄関の扉を開けた。その瞬間にその声はぴたりと止んだ。 静寂の次に、響いてきたのは、HO壱の笑い声。 「死んだ」と、「殺してやった」とそう叫びながら笑っていた。 途端にあなたは彼女のことがとても恐ろしくなって、玄関口を閉めることもせず、すぐに引き返して家に帰ったのだ。 次の日には、HO壱の母親は父親殺しの罪で逮捕された。 母親は自らの罪を自供したそうだ。 その噂はあっという間に村全体に広まってしまった。皆、彼女のことを人殺しの娘だと詰った。 それを見て、あなたはすぐに、あのときとっさに止めに入らなかったことを後悔した。 彼女のことを一瞬でも恐ろしいと思ってしまった自分を責めた。 明らかに様子がおかしかったのだから、あのとき家の中に入って、殺人を止めていればよかった。 そうでなくとも、すぐに心肺蘇生を試みていればよかった。 あのとき自分が逃げ出さずにできていたことは他にもあったのではないか？ なにより、親友として彼女の様子にもっと気を配っていれば、殺人などを犯す前に、彼女を救えたのではないだろうか。 親友失格だと、そう思った。 それから、あなたは今の彼女に何をしてあげられるかを考え、気が付いてしまった。 もし、彼女が父親を殺したということがバレてしまったら、彼女は間違いなく生贄にされてしまうのではないか？ そうでなくとも、蛙の子は蛙。人殺しの娘は人殺し。それが、この村における周囲からの彼女の評価だった。 つまり、人殺しの娘という肩書は、この小さな村の中で排除されるのに十分な理由になる。 両親が、生贄に選ばれるのは「悪い子」だと言っていた。 間違いなく、彼女はこの村にとっての悪だ。 姉と同じように蹂躙される彼女の姿なんて見たくない。 親友として彼女を今度こそ救うためにはどうすればいい？ 答えは簡単だ。 もっと大きな悪が裁かれればいいのだ。 だから、あなたは決めた。 彼女を生贄に選ばせないために。 最も確実な方法。それはあなたが彼女を越える加害者になることだ。 あなたの目的はただ一つ、あなたの大切な親友である彼女を姉と同じ目に遭わせないことである。 それはあなたの贖罪でもあるのだ。 彼女を殺させないためなら、なんだってする。 そう、彼女が生贄に選ばれないようにするくらいなら、大切な彼女を傷つけることすら厭わない。 だから、あなたはなるべく悪逆の限りを尽くした。 クラスメイトたちにその姿を見せつけた。 自分こそが最も悪であると知らしめようとした。 彼女は被害者であり、自分こそが加害者なのだと。``` ```……しかし、予想外の事態が起こってしまった。 あなたにはもう一つ大切なものができてしまったのだ。 それはHO参だ。 高校2年生の春に転校してきた彼は、唯一あなたの真意に気づいてくれた。 あなたのことを好きだと言ってくれた。 涙が出るほど嬉しかった。 あなたはすんなりと彼の告白を受け入れていた。 いつのまにか彼のことを好きになっていた。HO参はあなたの恋人だ。 そっとあなたの頬に触れてキスをし、優しく抱いてくれる。 それだけが、今のあなたにとって唯一の甘く愛おしい時間。 彼はみんなに分け隔てなく接し、クラス内でも人気者だ。 だから、きっと学級会で選ばれることはないだろう。 しかし、あなたの心は揺れている。 HO壱を守るために、自分が死んでもかまわないとすら思った。 覚悟を決めて、ここまでやってきた。 もう後戻りなんてできないところまで来てしまった。 それなのに、今更HO参と一緒に生きたいだなんて。 いじめはじめた経緯を話せば、確実にHO壱のことを話さなければ説明がつかなくなる。 けれど、それを話してしまえば、HO壱は人殺しとして生贄にされる確率が高い。 でも、もしそれを話さなければ、自身が生贄に選ばれる可能性が高い。 今のあなたがどれだけ声高に他の誰かの悪を叫んだところで、確固たる証拠でもない限り信じてはもらえないだろう。 むしろその行為はあなたの首を絞める可能性すらある。 つまりあなたはどちらかを選ばなければならない。 HO壱のために死ぬのか、それともHO参と生きるのか。``` **<シナリオ上で決まっている事柄>**``` 女 あなたの家族構成は父/母/姉(故人)である``` **<HO壱と関係あるNPC>** □世良``` あなたと一緒にHO壱をいじめている。 というよりは、あなたがHO壱をいじめているのを一番近くで楽しんでいるといったほうがいいだろう。 彼女は決してあなたの味方でもなければ友人でもないのだ。 あなたもHO壱も彼女にとっては同じおもちゃなのだろう。 いつかきっと飽きられるだろうと思っている。``` □壮馬``` あなたがHO壱をいじめていると度々仲裁に入ってくる。 あなたにとって彼は邪魔な存在だ。 「話し合えばわかる。だから、HO壱と話したほうがいいよ」などと綺麗事を並べ立てる。 いじめをなめている。いや、あなたのことをなめているとしか思えない。 そのまっすぐな視線が、あなたのことを責めるとき、あなたは居ても立っても居られない気持ちになる。 居心地が悪い。だから、あなたは彼のことが嫌いだ。``` -------------------------------------------------------------------------------------------- 特に何もなければ、普通の人間として今まで通り生きていくことができる。 ただし、HO弐がこの村から出ていくのかどうかは非常に重要な分岐点になり得るため、必ず確認しなければならない。 そのことを踏まえたうえで、他のHOと擦り合わせ、後々の描写をするといいだろう。 ▷HO弐が神になっている場合 HO弐があの壺に心臓を収めるか否かは自分で決定してよい。 壺に収めなかった場合には、完全に新生ヌトセ＝カアヌブルとなるため、人間としてはロストである。 壺に収めた場合は、ギリギリ人間として生きていくことができるだろう。 ただし、退魔師たちがいなくなった場合は、心臓を守る者がいなくなるため、その選択は取れないものとする。 →神として退魔師として村で生きていく ▷世良夏菜子のシャンがいなくなっている場合 シャンが抜けてしまった後の世良夏菜子は、HO弐のことを狂愛しており、HO弐なしで生きていくことは不可能だ。 HO弐がその手を取らないのであれば、彼女は死んでしまうだろうし、 その手を取れば、彼女はあなたのそばで生涯を終えるまで寄り添うことだろう。 →一緒にいようね 不定 フェティッシュ 3月18日までor３卓分

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