タグ： 愚民達の集い NPC

石垣　知博（いしがき　ともひろ）　元大学院生、狂人　 シナリオ名「夏の月」に登場する。元々は海洋生態学を学んでいた院生で、真面目な好青年だった。 しかし海でのフィールドワークの最中に見てはいけないものどもを見、知ってはいけないこの世の理を知ってしまい発狂。 両親は少しでも彼の心の平穏を取り戻そうと彼を海から遠ざけ、遠い田舎町に家を借りここに彼を住まわせた。 身の回りの事を自分でできる程度の精神状態ではあるものの、彼の目は現実ではなく妄想の世界を見つめており、その言動からも狂気が伝わる。 暮らし始めた当初に、町にある無人の寂れた神社を見て「この町には廃社しかない、神の加護が無い」と思い込む。 （実際は人口減少、高齢化に伴う参拝客減少の影響で神主さん達が常駐しておらず、 　祭り等の時にだけ他地区から掛け持ちの宮司さんがやって来るだけであって廃社ではない） そんな折やってきたNPC1、宮司聡司を見て『狂人の洞察力』により聡司が人外の存在であると気付いてしまい、 「宮司聡司はこの町に這い寄る混沌であり、宮司父娘も化物である。この事実に気付いた自分だけが町を救える救世主である」という妄想に取り憑かれる。 神の居ない町にやって来た得体の知れない存在から町を守るには、もう一度この町に神を招来しなければならない。 そう思い神への供物（住民に飼われていた動物たち）を捧げるも効果はなく、化物達はどんどんこの町に溶け込んでゆく。 もっと大きな贄を捧げねば、この町を守らねば。そうして彼が目をつけたのは、言葉を知らぬ化物の娘だった。 容貌はそこそこあったが発狂以後身なりに気を使わなくなりいつでもボサボサの髪。事件のショックからか白髪も散見。 そのせいで実年齢より歳を食った見た目になってしまっている。

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