タグ： きょたろう

「博物学は科学の始祖さ」 　そう楽しげに笑う奥谷は、廻戸大学で常勤講師を勤める大学教授である。 　彼は博物学に取りつかれた学者であるが、博物学は今現在アカデミックなものとしては扱われていないため、仕方なく生物学と地質学を教えている。 　しかし、彼のなかに、博物学の誇りはしっかりと根付いており、ことあるごとにフィールドワークに出かけ、2,3週間帰ってこないこともある。 　生物の足跡を見つけたかと思うとそれをとことん追い、かと思えば唐突に業者を呼びボーリング測定を始める無茶苦茶っぷり。廃墟にまで手を出すことがあり、度々ピッキングで鍵を開け、中に生物がいないか調査している。助手は毎回後だしジャンケンのような許可申請を求められ、ぶんまわされている。 　ただ、彼の実力と実績は本物であり、多少の無茶なら許されている。また、大学周辺では民間人からも博士と呼ばれ、親しまれている。 　しかし、彼はコミュニケーションが得意なわけではない。人付き合いがうまいわけでもない。ただ、彼のあまりに純粋な様子に、人々は常識などを諦めていて、そしてそのおかげで衝突もなにも起きていないだけなのだ。 　本人は、そんなことを全く気にしていない。 ガレット・デ・ロワ→ベストエンド　 アーティファクト：【幸福の金貨】（所持中：幸運+5） オフィーリアのスイソウ　水葬エンド 呪文:神の子との対話　

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