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「この学園でなら、きっと……」 「貴方を自由にする訳にはいかないけれど、今だけは、力を貸して…………ティルヴィング！！」 血液型：A型　#D57AAE 一人称：私　二人称：貴方、○○君、○○さん 趣味：ぬいぐるみ作り 好きなもの：猫、正直な人、家族 嫌いなもの：カエル、嘘吐き、自分 災いの魔剣「ティルヴィング」の担い手である、物静かでお人好しな優しい少女。 クラスでも特別仲の良い友人を作らず物静かにしているが、困っている人がいたら手を差し伸べずにはいられない、そんな性格。 人造聖剣を与えられ、その担い手を育成する御剣学園において稀有な魔剣の担い手。 過去に魔族に襲われた経験があり、家族を全て失っている。その時の魔族を今でも探しているらしい。 彼女が誰かに手を貸すことはあっても、誰かの手を借りる事は避けているらしい。 災いの魔剣ティルヴィング、白詰の家に伝わるその魔剣は「一度抜けば誰かを殺さなければ鞘に収まらず、三度願いを叶えるがそれが終わると持ち主に死の運命を与える」という逸話を持ち、 現在はティルヴィングの呪いを抑え込むために造られた魔剣の鞘「リング・オブ・ライフ」を用いて呪いを封じ込め、姉の遺品であり死後EXレネゲイドと化したナイフ「ブレインブレイド」を用いている。 人造聖剣を生み出し、聖剣の担い手を育成するこの学園でならティルヴィングを完全に制御する、もしくは封じることが出来る方法が見つかるのではないかと御剣学園からの誘いをうけた。 ■とある少女の独白 先代の担い手である父さんは、あの日ティルヴィングを狙い依頼されたのだろう伊庭 宗一の襲撃をうけた。 あいつから家族を守るため、ティルヴィングの力を振るった父さんはその力に飲まれ魔族へと堕ちてしまった。 そうして自我を失った父さんは守ろうとしたはずの家族へと襲いかかった。 今でも思い出すだけで足が竦む。恐怖で冷や汗が止まらなくなる。 母さんは恐怖で立ち竦む私を庇って斬り捨てられた。 次代の担い手になるはずだった姉さんは父さんと闘って、撃退に成功した。ただ、その戦いで傷を負い命を落とした。 残ったのは姉さんが取り戻した災いの魔剣と1人生き残ってしまった無力な少女だけだった。 それ以来、私は誰かに助けを求めることも誰かを頼ろうとすることも避けるようになった。 あの日私を守ろうと、助けようとした家族はみんな死んだ。 私が弱かったから、私が足でまといだったから。 もう誰も死んで欲しくない。誰も巻き込みたくない。 誰かに頼ったら、助けを求めたらあの日と同じように居なくなってしまうんじゃないかと怖くてたまらない。 だから私は強くなくちゃいけないんだ。 ひとりで全て終わらせられるように。

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