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由来はラテン語で祝福という意味の「ベネディクトゥス (Benedictus)」と。 サンスクリット語で不動という意味の「クータスタ（Kutastha）」の掛け合わせ。 普段筋肉的キリスト教信者にして、催眠療法を研究している心理学者だが、その正体は吸血鬼の男にして『魔王』。邪神アザトースを『真の魔王』として崇拝している。 かつては普通の人間の聖職者だったが、吸血鬼に魅入られて吸血鬼になった。結果、仲間から見捨てられ、放浪の先で出会った仲良くなったルキアが吸血鬼狩りに殺害され、二度も絶望を味わう。 そして現代まで身を隠して魔術を研究し続けて、生きることに疲れ果て、世界を滅ぼそうと『ロース計画』を独自に実行しようとする。その矢先、HO子と偶然出会ったことで目的が逸れて、ルキアを蘇らせようとする。 正体がばれそうになった時は吸血鬼特有の力と人間の技術を複合させた催眠術と話術、最悪は抹殺することで隠し通す。 特にHO父に対しては存在を認識すれば『邪魔者』として徹底的に排除しようと企む。 間違っててもHO子を殺害しようと考えず、むしろ前世療法でルキアとしての記憶を思い出させて『ルキア』として共に活かせようとする。 HO子を自分の子供で自分の光だと言い張って執着する。 HO父の死亡事故のことや、死神が狩り取った魂の数と死体の数が合わないこと、 そして探索者たちの地域で多発している誘拐事件の真犯人である。 【吸血鬼の話】 ・吸血鬼に３度目に噛みつかれたキャラクターは死んで、自分もアンデッドになる。 ・聖水を吸血鬼にかければ、吸血鬼の肉に焼きゴテが当たったように火傷をさせることができる。 元々中世時代に黙々と奉仕活動していた、至って普通の聖職者の男性だった。 ところが吸血鬼の魅惑に取りつかれてしまい、自分も吸血鬼になり教会から追い出されてしまう。 それから途方も無い程長い間、吸血鬼として衝動のままに生きていたのだが、 ある一人の人間の幼子…ルキアとの出会いにより、僅かに希望の光を見出し始める。 幼子から１８歳の美しい青少年に成長したルキアを普通の人間のままでいさせるか吸血鬼にして永遠の命を与えようか、 そんな葛藤を抱きつつも、平穏で幸せな生活を迎えようとしていた。 しかし、アーサー達の祖先である吸血鬼ハンターが自分達に襲い掛かり、ルキアがサンクトゥスを庇って死んでしまった。 …こうした経緯によって、初めは吸血鬼を恨み、更には人間達に強い憤怒（ロース）を向けることになった。 そしてこの世に生きるものたちをすべて滅ぼすため、現代まで『真の魔王』アザトースを崇め、 様々な魔術を研究し、『ロース計画』の内容を完成させた。 その矢先……ルキアの生まれ変わりであるHO子と出会ってしまう。 自分の中で心が揺らぐ…そして、あることを決めた。 HO子がルキアが死んだ時と同じ年齢になったら、HO子の魂からルキアの記憶を引き出し、『完全なルキア』として蘇らせ、連れ出そうと。 それがだめなら、HO子ごと全てを捨てる覚悟を。 そのために、HO子の傍に付きまとう親…HO父が邪魔だ。 こうして暗闇の中で様々な能力と魔術を駆使し、何人かの人間や魔物の運命を捻じ曲げながら、 『完全なルキア計画』と『ロース計画』を粛々と進めるのであった。

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