タグ： やまうち かける

一人称は「俺」。他人を呼ぶ際は呼び捨てか、「あんた」と呼ぶことが多い。 登山家の両親の元で育つ。よく小さい頃、両親と山に一緒に登り、山頂に立つ達成感や山への憧れを憶える。 だが、小学生の頃に両親が山で遭難し、帰ってこなかったことをきっかけに、親戚のところを転々と移るようになる。 親戚中とは反りが合わず、学校でも両親がいないことを理由にいじめられていた為、次第に山にしか自分の居場所がないと思うようになり、山への執着が募っていく。 大学の頃には独立して一人暮らしをし「これから心機一転して新しい生活をしよう」としていたが、いじめられていたこともあり、大学でも人間関係に溶け込めず、自分から距離を置いていた為、周囲から煙たがられていた。 登山サークルに入っていたが、そのサークルでもあまり好印象をもたれてなく、ある事件が起こり「もう人間は信用しない」と心に誓う。 登山家になった後も決してチームは組まず、フリーで山に登っている。 一人で山に登る為、身体は常に鍛えており、一般人よりは運動能力高め。 事件・サークルで山に登ろう、という話になり、山内も登山は好きだった為、参加する。 ５人で雪山に登り、野宿をしていたが、実は山内のことを良く思っていないサークルメンバーより「あいつ一人で置いて行って遭難させよう」という計画の元、予定されていた登山であり、就寝中に所持品（山登りに必要な道具）を奪われ、吹雪の中で置いてけぼりにされる。 何とか生きて下山できたが、人間を信用しない、必要とあらば切り捨てると思うようになる。

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