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【名前】臼井 大輔（うすい・だいすけ） 【口調】一人称：オレ 【キャラクターメイクについて】 ・刑事に修士号はいらないのでEDU85とDEX60を入れ替え ・EDU上達チェック→92　成功のため1d10をEDUに追加→+3 職業：刑事 職業技能：聞き耳、射撃、心理学、法律、目星、対人関係技能から１つ→説得、任意の他の１つの技能→近接戦闘（格闘） 　（※7版ルールブック掲載のサンプル「刑事」の職業技能より。「心理学」「変装」を削除） 信用：20～50％ 職業技能ポイントの算出：EDU×2+STR×2を選択 興味技能： 　信用 　近接戦闘（格闘）・回避…小さいころから習っていた 　精神分析…自分もメンタルがアレなので 　応急手当…柔道とかやってるし 【バックストーリー】 容姿の描写：短髪。小柄だがしっかりと筋肉のついた体格（細マッチョ級）。目に強い力と輝きがあり、情熱的・精力的。表情が豊か。やや童顔で若くみられることが多い。なお、身長が低いことがコンプレックス（格闘において不利なので） イデオロギー/信念：「人は努力し続ければ必ず報われる。報われないのは努力が足りないからである」 重要な人々：参考までに1d10をロールしたところ、5→パートナー、4→不当に扱い、和解を求めている。となった　どういうことよ 　⇒彼女が肉体または精神の病気に苦しんでいたとき、クソ熱血ポジティブの押し付けで悪化させてしまい、恋愛関係が悪化した/解消されたことがある。 【経歴】 千葉県出身。親の方針で子供のころから柔道をやっていた。 小柄なこともあって、それほど強くもなかったし、嫌いまではいかないがそれほど好きというわけでもなかった。 小学生の頃に両親が離婚。母親から「一度始めたのだから続けなさい」と言われて続けていた。 これに限らず母親の期待――「ちゃんとした人生」をしろという願い――は重かった。 母子家庭ということで、経済面の苦労もした。やりたいことを諦めたこともあった。 柔道なんか放り投げて他のことをやりたいとも思ったけれど、「続けるべきだ」という母親の期待に逆らえなかった。 母親はいつも言った。 全ての苦しみには意味があると。 努力し続ければいつか報われると。 あらゆる苦難は試練であり、運命であると。 ――――信じるしかなかった！ あれもこれもそれも全部意味があるんだって思いこむしか！ 頑張り続ければいずれ報われるんだって、報われないのは頑張り切れてないからだって思いこむしか！ そうでもしないと、もうどうにもなんにも頑張れなさそうだった。 いつの間にか、とっくにそれが「芯」になってた。 精神をすり減らすような信念を持たなければ、精神を保てなかったんだ。 ひとつの転機は高校生の時。 高校のOBであり、柔道の先輩でもあった栗原晋也（自探索者庭師HO3・当時大学生）が学校にやってきて、 自分の現況と警察官になるという夢を言葉少なくも熱く語っていったことだ。 ※栗原晋也　CS：https://charasheet.vampire-blood.net/m4595532f4f988073593a79e9443d10bf 「ああでなければ！」 「努力して目標に向かう、“ああでなければ”！」 「自分も“あのようにすれば”報われるに違いない！」 ――これが、警察官を目指すきっかけであった。 （ちなみに栗原との交友はこれ以降もべつに深くはない。ただ一方的にリスペクトしてる先輩というだけ） 高校を出てすぐ警察官に志望した。 警察学校での厳しい訓練も、合わない教官のしごきも、同期たちの疎むような視線も。 全部、全部、ぜんぶぜんぶぜんぶ苦しいのは努力が足りないからでもっとオレが頑張ればオレがちゃんとすればオレはオレはきちんとしなくちゃちゃんとした人間でいなくちゃちゃんとするように努力しなくちゃそうしたらオレだってオレはオレがオレがオレがオレガオレガオレガ―――― 甲斐あって認められた。刑事になれた。母親だって喜んでくれた。 母親は“息子が自分の夢を持ってそれを叶えた”ことを喜んでいただけなのだが。 ああ、でも、報われない。きっと警視総監になったって。どうやったって埋まりっこない。 警官には警官の、刑事には刑事の、つらいことがいくらもあって。この先どれだけ頑張っても終わりなんてなくて。 いや。違う。もっと頑張れば。もっと努力すれば。もっと。もっと。もっともっともっと。 恋人と破局したのもそれが原因だった。 脆さを抱えた彼女に惹かれて、付き合って、彼女が苦しいときに繰り返し言った。 「大丈夫！　頑張ろう！　頑張れるよ！」 「もっと頑張ればきっといつか治る！　自分で頑張らないと治るものも治らないよ！」 「オレも一緒に頑張るから、もっと頑張ろう！　細かいところ、考え方とか生活習慣とか直していこう！」 ……当然、駄目になった。一方的に別れを告げられ、詰られ、破綻した。 こころが決壊して錯乱した彼女に物を投げられ、叩かれ、引っかかれ、泣きわめかれ、 「いっつもいっつもなにが頑張れば、よ！　私は頑張ってる！　もうこれ以上頑張れないのよ！」 オレだって、頑張って、もう頑張れなくて、それでも頑張るしかないのに、そうしなきゃ何も変わらないのに、 　オレの　言ったことのなにが　間違ってるんだ？ 　あるいは、頑張っても頑張っても終わりがないというのが、　…もし本当なら、 ……それから、なんとなく仕事に行けなくなった。 起きられない。布団から出られない。着替えられない。体が鉛のように重い。 いや。違う。頑張らないと。もっと。もっと頑張らないと。行かないと。 書類の文字が読めない。目が滑る。上司が、同僚が言う音の意味が解らない。 頑張れ。頑張りたくない。頑張れ、ない、死にたい、そうじゃない、頑張らないと。 そのざまを心配した高校の友人が無理やり引きずって行って佐々羅医師に出会っていなければ本当に死んでいたかも。 なお現在でも「精神を病んでいる」ことにコンプレックスや「自分が弱い/努力していないからだ」という 偏見は強く持っており、自分の病気について他人には絶対に言おうとしない。 むしろメチャ元気で病気ではない、精神疾患になんてなったこともないという振る舞い方をする。

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