タグ： まんまみ～あ

　有名な歴史学者で人類学者としての一面も持つ。最近では考古学研究も行っている。息子の鹿之介に英才教育を施してきた。 　ある時、研究のため九州に引っ越しする際に鹿之介と離れ離れになることになる。 　妻の出詩美は既に他界しておりそのため鹿之介に教育をしてきたつもりだったが全て空回りして嫌われることになってしまっている。 　口には出してもらえなかったものの引っ越しの際にどこか喜んでいる節があると勘づいており、薄々自分は嫌われているのだと感じている。 　しかし彼が鹿之介の教育に熱心になっていたのは姪の莫迦丸出詩子が甘やかされた結果、ほぼ生まれたままの自由奔放な状態で育ってしまったことから同じ血筋である鹿之介もまたああなるのではとどこか心配していた。 　実際昭二の取った行動は全て正解でむしろ戦える分、出詩子より質の悪い存在を生み出さずに済ました彼の功績は偉大なのである。 　だが世間的に正しい行動を取ったとはいえ過剰すぎる鹿之介への束縛は親子との間に深い亀裂を生むこととなった。 　また鹿之介の兄、晃才(あきかた)は英才教育に成功しており、特に反発することなく、九州で過ごしている。 　親子で有名な歴史学者で親には従順……というわけではない。弟の鹿之介のために自らが犠牲となり、父親の英才教育を受けることにした。犠牲とは言っても父親がいとこの莫迦丸出詩子のような惨状を理解しているし、自分のためということも理解している。 　性格は鹿之介と違って明るい性格。鹿之介と同じく困っている人がいたら直進する。 　鹿之介とは長らく別居していたが、関東某所での大事件を受けて心配になったこともあり、再び関東で共に住むことになった。その記憶はないため、何故戻ってきたは本人も分かっていないが、戻らないといけないと感じたらしい。 　その事件があったからなのか鹿之介自身に心変わりがあったからなのか以前とは違う態度で本来の親子のように接している。 　わけあって一人称が「私」から「俺」になった。 　妻の馬本出詩美の父親、須吾苦偉衣が軍人であり、昭二の父親も軍人であったため、武道は弁えている。 　また重度のヘビースモーカーで葉巻を愛用している。若い頃はそれで機械類がおじゃんになったこともしばしば。 　愛車は日産のシーマ。前の車は日産のアリア(SUV)。 　妻の出詩美は交通事故で他界。飲酒運転の車に撥ねられた。少々抜けているところがあり、どこか少女らしさを残した天真爛漫な美女であった。要は滅茶苦茶中身も見た目も綺麗な莫迦丸出詩子。 　自殺病棟通過後精神寄生体に身体を完全に乗っ取られる。その影響でPOWとINTが上がった。INT19はアインシュタインとかフォン・ノイマンくらい賢いらしい。 　肉体的には人間であるため特に問題は無い(神話生物の精神寄生体ではあるが)。自身が精神寄生体であるため、脳内に精神寄生体が存在しない唯一の人間(？)である。 　一人称を変えたのは「自殺病棟」にて自分が自分を殺すのは他殺と超えた通り、クローンなどを同じ人間と捉えずに似た人間として捉えているため、元の馬本昭二でないことの表れである。事実セッション中も何度か俺と私が混濁している場面があった。 　また不定の狂気により2021年8月7日から7ヶ月間の間震えが止まらない。 　時系列まとめ 　『誰ロクD&』(傀逅の約一年前)の数ヶ月前、昭二と晃才が仕事のために九州に移住。それを機に鹿之介は天宮と学生寮にて同居し始める→ 　『傀逅』の最終決戦から約一週間後に鹿之介が学生寮を去り、羽星市に戻ってきた昭二と同居することになる。また同時期に天宮も馬本家近くのアパートに移住→ 　仕事中に『変わらぬ挨拶』で鹿之介が死に続ける事件が発生するが、とある三人組によって事件が解決する→ 　『AND/HAND』で鹿之介達が酷い目に遭う。多分腕輪の力で洗脳されていたと思いたい→ 　鹿之介がモンハンライズにハマる→ 　『探索者逃走中』や『探索者がシャトルランするだけ』に鹿之介が巻き込まれ、大嫌いな莫迦丸出詩子とも再会する→ 　『自殺病棟』にて昭二に精神寄生体が成り代わる。同時期に『探索者格付けチェック』で鹿之介は獅子結孫と出会う→ 　『沼男は誰だ？』

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