タグ： 豪華客船と怪盗団

鳳 美貴(おおとり よしたか) “よしたか”ではなく“みき”と呼ばせようとしてくるオネェ様。ミキちゃん、ミキティーも大歓迎。 自由気ままに生きてきたが、ぎっくり腰になってしまった父から受け継いだバイク屋の店主になって早十数年。 元々走り屋だった事も有り、美貴本人もライダーである事から購入者の理想の機体を探してあげたり、購入後の修理や改造にも手を貸してくれる等手厚い対応により、チェーン店でも無い個人経営にしては売上が良い方。 走り屋時代の先輩や後輩達も良く訪れる。 性自認は女性。しかし、バリタチ。 「何もおかしい事じゃないでしょう？ アタシは女の子。これは性別の話。アタシは女の子として男の子に恋をするの。それから、女の子として男の子を抱きたいの。これは性趣向の話。二つは別。だから両立するの」 とは本人の談。 女の子として、カッコイイ服が好き。男の子、女の子になりたいとかは無くアタシはアタシとして好きを全うする。身体は男の子だけれど、心は女の子。でもカッコイイのが好きな女の子。女の子だってカッコイイのが好きな女の子は居るでしょう？アタシはそんな女の子。との事だ。 性趣向を自認する迄は男の子の身体である事を少し疎ましく思っていたが、性趣向がタチなのだと理解してからは“この身体は神様からのプレゼントね”と好きになったらしい。 「だって、アタシは女の子だから本当なら男の子を抱くなら模型が必要になる所。でもね、アタシ、付いてるのよ！ 女の子なのに持ってるの！ アタシってとっても幸運なのね！」 怪盗団へは“憧れ”から入った。 「何時だって女の子の憧れは白いシルクハットを被ったあの人だもの。アタシ同じ立場になれるなんて……最高！」 しかし、勿論美しい物も好きなのでお宝だって大好き。 美しさは力よ。

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