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ベース　シナリオオリジナル：怪盗(変装、拳銃、芸術(イカサマ)、聞き耳、隠れる、忍び歩き、博物学、【以下から一つ：○目星、言いくるめ、心理学、回避】) 特徴　①2-8芸術的才能(芸術：手品+INT*3％) ②4-6寄せ餌(D=1d6 趣味ポイント+60P) ──　種も仕掛けもありません。今宵お見せするは失敗許されぬ華麗なるショー！　 　　　神出鬼没の美しき怪盗「ウタ」とは私のことさ！　今宵も優雅にいただいていくとしようか！　ハーッハハハ 　　　楽しませておくれよ、○○君？ ６月５日生まれ(養父に出会った日)　年齢は適当なので１、２歳ずれてるかも フルネーム：雲英詩葉(きら　しよう)　本名(スラムで呼ばれていた名前)：詩(うた) きらびやかな白い服装と自信満々な表情がトレンドマークの若き新米怪盗。 普段は華族・雲英子爵家の当主として金持ちを観察しターゲットを探したり、変装術を駆使して潜入し怪盗業をこなしている。大人(自分より年上な古狸ども)と警察と火が嫌い。 また手品師としては既に名を馳せていて結構有名。華族として過ごしている時や手品師の時は黒髪に変装している。 基本的にとても賑やかで明るい。闇なんてない。本当にだよ？養父やルンペンネズミについて蔑みを受けたらキレる。幼少時の栄養失調のせいで体力はないがそれ以外は健康体。 とても音痴。名前がうたなのに音痴。かなり気にしてる。 かつてはスラムの孤児だった。 親の顔は知らないがこの容姿を見るに大方厄介払いのために捨てたのだろう。金髪碧眼の姿を見て外人の子ども、イホウジン！と孤児仲間にさえ石を投げられていたがそんな彼にも仲間はできた。唯一心を許せる仲間たちとともになら過酷な下働きに耐えられた。「ルンペンネズミ」と呼ばれ、蔑みの目で見られても、身を寄せあって生きていけた。 だが、10年ほど前に銀幕で起きた火事。生きながら焼かれる仲間たち。絶叫と焼ける音とにおい。自分も死にかけた。生き延びたのは仲間の一人が庇ってくれたから。リーダーが「お前は逃げろ」と足場になり、窓から死に物狂いで出て、命からがら逃げおおせた。 路地裏で倒れているのを偶然通りかかった医師に拾われ、そのまま運ばれた。 大人たちは自分達を見殺しにした。警察も自分達を助けてなどくれなかった。 何故？命は平等でないとしてもあいつらは目もくれなかった。みんな死んだ。自分だけが生き残った。何故？何故？イホウジンだから？子どもだから？奴隷だったから？ 生き長らえた彼は固いベッドの上で医師に問う。医師はなにも答えてくれなかった。 やがて退院を告げられた彼は治療費のツケを返すため医師のもとで下働きをし始める。医師は決して情を見せることはなかったが衣食住を与えてくれただけありがたかった。 一年経ち16歳になった頃。医院の常連、養父となる華族・子爵の雲英星葉と出会う。 星葉は変わった男だった。金持ちなのに薄汚れた自分に手を差し伸べ、何を気に入ったか養子にならないか？と問うてきた。金持ちや大人を憎んでることを話しても笑顔で「それでもいい」と。物心ついてから自分に笑顔を向けてきた大人は初めてだった。 だから、一度信じようと決めた。 本当に養子にしてくれた星葉は「したいことならなんでもやればいい」と笑ってくれた。 手持ちぶさただった自分に簡単な手品を教えてくれた(瞬く間に自分の方が上手くなった時は流石に傷付いた顔をしていた)り、勉学を身に付けさせてくれたり、やりたいことを決めた時は援助を申し出てくれた。そうしてまた新しく心を許せる相手ができたのだ。 そんな星葉が持病に倒れた。 医師にもう持たないと告げられた彼は喀血まみれの手で頬を撫で、そして口にしたのは。 彼の妻は下町生まれの娘だったこと。親族や友人たちに虐め抜かれて自殺したこと。 星葉は妻の苦悩に最後まで気付かなかったこと。館に使用人が誰もいなかったのは星葉が他人を信じられなくなっていたからだということ。 自分を引き取ったのは身寄りがない自分を彼女と重ねての罪滅ぼしだったこと。 自己満足に付き合わせてすまない。そう許しを請う養父に、自分はずっと秘めていた言葉をかける。 「その自己満足のおかげで、私はあなたに救われた。ありがとう、父さん」と。 養父は、目を見開いたあと。笑って、涙を一筋流し。 「わしこそ、ありがとう。愛しい息子よ、どうかしあわせに」と微笑んで逝った。 夢はただひとつ。「自分たちのような犠牲者が、星葉のように差別で大事な人を失い苦しむ人がでない世の中を作る礎になる」ことである。その為にはやはり金は必要だ。だから、金がある場所から奪う。なるべく死傷者は出さないように。スマートに、美しく。 それならば昔、あの映画で見た「怪盗」こそ相応しい！←イマココ

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