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海も枯れるまで HO1 漂流した方 俳優。過去最年少の当時15歳で特撮ヒーロー番組の主役を射止めた。容姿の美しさや若さをフルに活用した儚くも強い主人公を演じ、番組終了後ロス現象起こさせた。 その4年後、事故に逢い負傷。それに伴い芸能活動を休業。その間に資産家の高齢女性と結婚。 来歴 本名 留崎花道。 旧姓、隈取花道。 父は不明、浪費家で男遊びが好きな母に嫌気がさして、中学生になる頃、自分をちゃんと見てくれる世界と自由に生きるための金を求めて芸能活動をしていた。 (当時考えられる最良の選択肢を選んだつもり) 番組終了後、調子乗ってたら人間関係が拗れ、その揉め合いの途中に負傷、その傷のせいで足が思うように動かなくなり休業を余儀なくされる。 金に困っていた時、元仕事仲間に資産家の<留崎無花果>と言う高齢の女性を当てつけに紹介される。彼女に「死んだら自分の全財産をやる。私と結婚して欲しい。私は''綺麗な愛しい人''に看取られて死にたい。」と言われ貧困を脱したかったので二つ返事で結婚。無花果からは「私のタジオ」と呼ばれながら''綺麗な愛しい人''を彼女のために演じ、結婚生活を送る。その間、環境によって容姿もより磨かれ、彼女の支援で足の傷も、動きは前よりは鈍くなったけど回復していった。 数年後、彼女は老衰で亡くなった。しかし、家族からはタジオが殺したと根拠なく責められる。 妻の死後、妻の息子と「彼女の孫をアイドルデビューさせる資金を渡すこと」を条件に彼女の遺産を受け取る契約をしていたが、孫はその件とタジオへの不信感で自力でデビューをするため資金を受け取らないと宣言。それを機に家族や周囲からの非難もつよくなり、約束は破談。 有耶無耶になり全てどうでも良くなったタジオは、無花果の遺産を受け取ること無く留崎家を去った。高齢の資産家と金目当てで結婚したことが公表され、信用を失い、世間からのバッシングを受け精神を病み自殺しようとする。 特徴 調子に乗りやすく、表情が豊かでわかりやすい。 自覚してからは、私生活での口数は控えめで大人数での会話が苦手。 調子に乗ると口数が増える。 警戒心が強く、口を開くとツンケンしてる。 親の浪費癖と過去の生活の反動か、少々金にがめつい。(あまり使われたくない設定) 対人関係 ・同じ特撮ヒーロー番組のオーディションを受けていた仕事仲間とはそれなりの親交があったが現在は音信不通。 ・無花果に関して あまりにも突飛な依頼をする人間だと警戒していたが、上品で教養があり、意志が強く美しい尊敬できる人物と捉えていた。 人間不信になる直前、最後の最後まで彼女には一切の非はないと考えていた。 だが死人に口はない、すくってなんかくれない。それを悟ってから人間不信になった。 ・彼女の孫とは9歳差で、自分が小学生の頃、母が中絶した自分の弟か妹と重ね可愛がっていた。 密かに、水彩画を描くことが好きだった。ぼんやりと優しげな風景を空想して描くと心が穏やかになる。いつも自分の絵を見てくれた妻の「死んだら私を貴方の世界に連れてって欲しい」と言う言葉が忘れられないでいる。

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