タグ： ソプスク HO3 ロスト

【特徴表】 5-8 大酒飲み：酒に強く、酔いにくい。アルコール関連のPOTが1/2になる。 3-6 鋼の筋力：dbが1段階向上する。1d4→1d6。 普段は誰に対しても優しく、お話を聞いてくれる美人保険医ということで有名だが、実は男、という性別の人間がとことん嫌い。思春期の男子から憧れでもなんでも「ただの先生」以上の目線を向けられるだけで虫唾が走るレベル。 一人称はわたし。二人称はあなた。本性を表した際は、男性にはお前。 初めて父方の親戚に引き取られた時に、叔父にあたる人物から性的暴力を奮われた。その次は、お世話になる家に元から住んでいたやんちゃな中学生に。その次は大人しそうな大学生に。 ゆく先々で家畜を見るかのような目で、性的な目で見られ続け、下着を盗まれたり、性行為を強要されたり。周りの人間は、見て見ぬふりしかしなかった。助けを求めれば「ならば追い出してやろうか」と、脅迫を受けることもあった。 最終的に、一人暮らしの女性の家に、先生になるまで暮らしていた。その女性からは何もされなかったが、その代わりに何かしてくれるわけでもない。ただ居場所を提供してくれる存在だった。 その、居場所を提供する存在に、何となく自分もなりたくなったのだろう。 看護師ではなく、あえて養護教諭になった。 少しでも誰かの救いになりたかったのかもしれない。 もちろん、男子生徒、男性教論という存在には会う度に心の中で中指を立てている。 しかし、教育者として勉強してきた中である程度自分の心を抑えることができるようになったため、好意を持たれなければ普通に優しく話を聞くことが出来るし、そういう仮面を被れるようになっていた。 そんな状態で出会ったのが、NPCだった。とても大人しく、純粋な子。最初はただ話を聞いているだけだったが、徐々に彼女に対して共感を得るようになり、それと同時に心配になってきた。 誰かに……そう、自分の嫌いな男共に利用されそうだ、と。 脅迫されて、つけ込まれてしまったら彼女は何をされるのか。自分と同じように汚されて、心も身体もボロボロにされるのか。と。 もちろん、男という存在がみなそういう事をするものではないと理解はしている。が、蛍はそれでもNPCが傷つけられそうで怖かった。NPCの心を少しでも守りたかった。 そして、 「私、あなたの事を守りたい」 と、口に出した瞬間に、自分がNPCの事を一生徒としてではなく、真面目に1人の人間として大切にしたいと考えている事に気づいた。 その後、NPCに正式に告白をし、後に身体も重ねた。 汚れた自分が、彼女を愛するのはどうなのかと何度も考えた。 が、彼女が自分のことを好きだと言ってくれる度にその考えは薄れていった。 せめて二人でいる時だけでも普通の女性として振る舞おう。彼女の前でなら仮面はいらないのだから。 そして、禁断の、しかしとても甘美な幸せを手に入れたある日。恋人である彼女は死んだ。 「もしも彼女を脅かす存在がいて、そのせいで彼女が死んだのなら」 「絶対に許さない。許さないからな」

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