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どこにでもいるような高校生。細身のくせに体が無駄に丈夫。あとちょっと、全体的に運がない。 生来、事故や病気・事件といったものに縁が強く、だいたい一年に一回のペースで何かに巻き込まれてきた。子供があまりにも頻繁に入院するため、共働きで疎遠になりつつあった夫婦仲が逆に強固になったほどである。他方で異常なまでに身体が丈夫であり、毎回奇跡的に生還してきた経緯を持つ。 その理由が明らかとなったのは中学生一年生の時。石を蹴りながら帰っていたら、偶然クラスメイトのオタクと女子がいじめられている場面に出くわしてしまう。飛んで行った石がその状況に一石を投じたみたいな雰囲気になってしまい、意図せずしてガキ大将とのガチバトルが勃発。ガキ大将の振るった殺人バット……通称『カラドボルグ』が脳天に直撃し、倒れ伏す明石。叫ぶ女子。その瞬間、腰を抜かしてただ見ていたオタク君の中で何かが覚醒した…。壮絶な殴り合いの末、膝をついたガキ大将は仄かな想いゆえの意地悪であることを告白。オタク君と女子は結ばれ、明石は二か月入院した。（検査の結果オーヴァードであることが判明） 現在はイリーガルとしてUGNの活動に時たま協力している。「なーんかさあ～、俺がボコられると大抵なんか事がすんなり運ぶ気がするんだけど、気のせいだよな！ ハハッ！！」。このとおりあまりにボコられすぎて頭が故障している（まだ若いのに…）（なお、UGNのデータには味方の被弾率を４割程度に減少させるという報告が残っている。第一順位勧誘対象に登録済）。 本人は「パンチドランカー」というコードネームを希望したが、既に登録されていたため「スケアクロウ」になった（ファッキン）。 戦闘は迫真の徒手空拳。海外旅行中、地雷にボディプレスしても生きていた経験から、最終手段としてマルマインみたいに自爆することもできる（？？？）。趣味は音楽。ロックンロール。朝食はジャムトースト派。 化学の評定は2（不良品のアルコールランプがよく自分の番に爆発するから）。 なんか書いててデンジみたいなイメージが付いてきたけど、あんな天才俺には動かせん。

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