タグ： ドロップアウトディスパイアHO2

暗音 零夜(ｸﾗﾈ ﾚｲﾔ)(21) 一人称：オレ 二人称：アンタ 根暗。ゲーマー。引きこもり。 HO1とは幼なじみ。 ずーーっとHO1ちゃんの金魚のフン。 HO1ちゃんが何か必死に喋ってる横でボーッとそれを聞いたり、聴きながらゲームをしたりするのが好き。 遺書屋の殺人(コロシビト)をしている。 人を殺すことに別段罪意識はない。 人生リセットする勇気がない人を助けてあげているだけ、自分はゲームのシステムみたいなもの。 「はじめから」を選びたくても選べないバグの救済措置。 <遺書屋になった経緯> 幼い頃から自分は日陰者だという認識はずっとあった。 根暗な自分に分け隔てなく話しかけてくれるのはHO1だけ。 まぁ話の内容は本の内容だとか突破もない話が多くて正直何話してるかわからないが。 とにかく彼女が文学に非常に魅せられているということは理解している。 幼い頃、物語の登場人物になりたいな、ある日ふと思った。 そういった感覚が擬似体験できるゲームにのめり込んだ。ある時は勇者、ある時は高校生、ある時は殺し屋。 殺し屋をしている時が1番のめり込んだ。裏社会で殺しをして、ひっそりと世界の平和を守る。自分もそうなれたら。 そんな時自殺のニュースを見る。残された遺書。何気なくネット上の自殺願望者を覗くと、「遺書は書いたのに相手がどこにいるか分からず届けられない、それに自殺をする勇気が出ず苦しい日々、誰かころしてくれ」、のという投稿。 何の才能もないオレでもこの人を苦しみから救うことができるのではないか。 アイツも誘って、一緒に物語の登場人物になれるのではないか。 「なぁ、遺書に興味無いか？」 こうしてHO1ちゃんを誑かし遺書屋開始。 読んでもらいたい相手に届けられない文字ほど可哀想なものは無い、とか言って誘った。 遺書屋を始めてからアウトロー感を出したくて、舌ピをしてみた。 目立つところじゃなくて隠れたところで少しイキってみている。 物語の登場人物になれば、彼女は振り向いてくれるだろうか。

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