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チリ生まれの登山家・写真家。ケヴィン・キングストンとは約20年来の知人。アンデス山脈は庭。 チリの東方にある町で生まれ、アンデス山脈のふもとを遊び場として育った。しかし彼女を魅了したのは山よりもむしろ空、とくに星空であった。17歳のころ、「できるだけ空に近い場所で星を見たい」という動機から山登りに興味を持ち、町を訪れる登山家たちに片っ端からレクチャーを依頼。笑って流す者ばかりの中、真面目に取り合ってくれ、本格的に登山を教えてくれたのがケヴィンであった。それ以来、登山家として様々な山に登っては星空を眺め、写真におさめている。昨年初めての写真集を出版した。スペイン語圏の本屋ならきっと買える。 ケヴィンに対する感情は「懐いている」が最も近い。恋愛感情は1ミリもない。 自分に登山を教えてくれ、何度もともに山を制したケヴィンが組織した登山隊にすぐさま志願。 「ケヴィンのプロジェクトを成功させること」「地球上で最も空に近い場所で星を見ること」それが彼女の目的である。 --- 以前ほど標高にこだわらなくなった。世界最高峰の頂上に立っても星に手が届くはずはなく、それどころか自然そのものが到底人間の手におえるものではないと知ったので。しかし山には登り続けているし星の写真も撮り続けている。第二次登山隊の仲間に誘われれば必ず行くようにしている。

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