タグ： 暮古街 きりこ

ごく一般的な生活を送っていたが、19歳の頃バイト先の居酒屋の常連の押多連宗悟(39)に猛烈なアタックをされ恋に落ちる。宗悟曰くあの女は見た時から俺のものにしたかった(結婚式での言葉)。嫁入りをした華は20歳にして押多連組総長の妻となる。両親には勿論反対されたが覚悟を決め家を出た。結婚式には指輪ではなく、真剣[華一匁]を宗悟から受け取った。彼と10年過ごし、華が30歳の時に宗悟(50)は夜道を襲われ重度の傷を負いそのまま他界。子供を授かることのできなかった華は旦那の死を悔やむ以上にこの組をどうすべきかを考え、結果自分が継ぐとこに。華(30)総長となる。それが亡くなった宗悟への手向けの"華"としてやれることだと思い、現41歳になるまで命をかけて組を守り戦ってきた(剣術、組の人たちの手当など)。10年間必死に鍛えられた剣術は女性とは思えないほどの威力である。華の生き様をみてきた組の男たちは彼女のことを心の底から尊敬し、仕えていきたいと思っている。宗悟から受け取った刀は一度も手放さず、毎日かかさず手入れをしている。たまに宗悟の夢をみてうなされることがある。

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